出版社内容情報
2010年夏、乳がんで亡くなった歌人の河野裕子さん。出会い、結婚、子育て、発病、再発、そして死。先立つ妻と交わした愛の歌。
この世はこんなにも美しく、残酷だ。感動の相聞歌
2010年夏、乳がんで亡くなった歌人の河野裕子さん。出会い、結婚、子育て、発病、再発、そして死。先立つ妻と交わした愛の歌。
内容説明
乳がんで逝った妻、そのすべてを見届けた夫。歌人夫妻が紡いだ380首の歌とエッセイ。
目次
第1章 はじめて聴きし日の君が血のおと―出会いから結婚、出産まで
第2章 たったこれだけの家族―若き日の父として母として
第3章 良妻であること何で悪かろか―アメリカ、みどりの家の窓から
第4章 あと何万日残っているだろう―多忙な日常の中で
第5章 わたしよりわたしの乳房をかなしみて―発病
第6章 君の妻として死ぬ―再発
終章 絶筆
著者等紹介
河野裕子[カワノユウコ]
1946年熊本県生まれ。京都女子大学卒業。在学中に角川短歌賞受賞。72年、歌集『森のやうに獣のやうに』にてデビュー。同年、永田和宏と結婚した。斎藤茂吉短歌文学賞ほか多数受賞。2008年より宮中歌会始詠進歌選者。10年8月、乳がんのため逝去。享年64
永田和宏[ナガタカズヒロ]
1947年滋賀県生まれ。歌人・細胞生物学者。京都大学卒業。京都大学再生医科学研究所教授などを経て、京都産業大学総合生命科学部教授。読売文学賞、迢空賞ほか多数受賞。2003年より宮中歌会始詠進歌選者。09年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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