出版社内容情報
日常生活の一場面を綴ったエッセイから一転、現実と空想が交錯する物語が展開される六つの連作短編集。あさのあつこの意欲作!
平凡な日常からつながる不思議な6つの物語
日常生活の一場面を綴ったエッセイから一転、現実と空想が交錯する物語が展開される六つの連作短編集。あさのあつこの意欲作!
内容説明
霧で視界が遮られる中、邦彦はタクシーで自宅へ戻ろうとする。けれどその運転手は死んだはずの幼馴染で(「どっちだ?」)―「どんな慎ましやかな、地味な生であったとしても物語の宝庫となりうる」というあさのあつこが試みた、エッセイから短篇作品へと変容する6篇の物語。ファンタジックで哀しく愛おしい作品群。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、1991年作家デビュー。『バッテリー』(角川文庫)で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー』シリーズで小学館児童出版文化賞、『たまゆら』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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