出版社内容情報
昨日よりはラクな気持ちで生きるための、とっておきの知恵。あたかも散文詩集のような口調で語られる小気味よい人生訓をご堪能あれ。
御歳九十四歳。金子兜太が語る人生の心得
昨日よりはラクな気持ちで生きるための、とっておきの知恵。あたかも散文詩集のような口調で語られる小気味よい人生訓をご堪能あれ。
内容説明
自由闊達な精神のもと、九十歳を越えてなお旺盛な句作を続けて現代俳句を牽引し、その魅力を全身で発信している俳人・金子兜太。若者にも年寄りにも生きにくい現代を、昨日よりはラクな気持ちで生きられるように、「かくあるべし」と「かくはあるべからず」を柔らかく語って聞かせる。小気味よい人生訓満載の、とっておきの書。
目次
第1章 問われて答う(「幸せ」と「不幸」をどうとらえるべきか;努力と運の良し悪し;これまでの人生に自己犠牲はあったか ほか)
第2章 生い立ち来たるところ(糞尿愛好;糞尿と親しき村;漆と結婚 ほか)
第3章 戦争と俳句―戦地で俳句と訣別し、戦地でふたたび俳句に会う(海軍詩人・矢野武中佐との出会い;矢野中佐の思い出;帰国途中で命を落とした矢野中佐 ほか)
著者等紹介
金子兜太[カネコトウタ]
俳人。1919(大正8)年9月、埼玉県生まれ。東京帝大経済学部卒業。旧制水戸高校在学中に全国学生俳句誌「成層圏」に参加し加藤楸邨に師事する。日本銀行に入行し、従軍を経て1947年に復職、74年に定年退職。88年、紫綬褒章受章。2003年、日本芸術院賞受賞。2010年、毎日芸術賞特別賞と菊池寛賞を受賞。現代俳句協会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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