出版社内容情報
世間知らずだった子供時代、孤独を抱えて生きていた十代のころ……。著者の知られざる生い立ちや内面を鮮やかに綴ったエッセイ集。
「けんかの達人」とよばれるフェミニストの意外な一面
世間知らずだった子供時代、孤独を抱えて生きていた十代のころ……。著者の知られざる生い立ちや内面を鮮やかに綴ったエッセイ集。
内容説明
富山の開業医の家に生まれ、世間知らずだった子ども時代。孤独を抱えて生きていた十代のころ。今は亡き、父母の思い出。車、スキー、山、お風呂など、好きなものあれこれ。ひとりで生きる今の暮らし…。フェミニストとして「けんかの達人」と呼ばれる著者の、知られざる一面が鮮やかに浮かび上がる。
目次
1 思いだすこと(菫の香水;墓 ほか)
2 好きなもの(声;夕陽 ほか)
3 年齢を重ねて(青春;うた ほか)
4 ひとりのいま(佇まい;儀式 ほか)
著者等紹介
上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年富山県生まれ。立命館大学特別招聘教授。東京大学名誉教授。NPO法人WAN理事長。京都大学大学院社会学博士課程修了。95年より東京大学大学院教授を勤め2011年退職。長年、日本における女性学・ジェンダー研究のパイオニアとして活躍、様々な社会問題へ発言を続ける。近年は介護とケアの問題に研究範囲を広げる。『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。2012年長年にわたる女性学・フェミニズムとケアの問題の活動に対して朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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