出版社内容情報
『「南京事件」の探究』の著者・北村稔や新進気鋭の学者と共に、櫻井よしこが中国の「実像」に迫り、日本の対中「歴史」「安保」戦略を提言。
内容説明
南京事件の「実像」を解明した『「南京事件」の探究』(文春新書)の著者・北村稔や新進気鋭の中国研究者と共に、櫻井よしこが、南京大虐殺を声高に非難し尖閣を狙う中国の「実像」に迫る。さらに、日本の対中「歴史」「安保」戦略を提言。文庫版では、最新の米中軍事情勢を大幅加筆。
目次
序論 対中国「大戦略」構築のために(櫻井よしこ)
第1部 アメリカは西太平洋の覇権を維持できるか(「米中vs.日本」という悪夢の構図(田久保忠衛)
強まる中国の軍事攻勢、弱まる米国のプレゼンス(冨山泰))
第2部 中国の「歴史解釈力」の嘘を見破る(「南京大虐殺」に見る「歴史力」捏造のインテリジェンス(北村稔)
米中日の文化史的三角関係―異なる愛憎を抱きしめて(平川祐弘)
ダライラマの出現とその歴史的背景―「民族自決権」はいかにして剥奪されたか(手塚利彰)
中国ではなぜ“科学的&民主的”思考が根付かないのか
中韓「歴史論争」に見る民族主義の相剋)
著者等紹介
櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」記者、日本テレビニュースキャスターを経て、現在フリーランスのジャーナリスト。『エイズ犯罪血友病患者の悲劇』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。そのほかに菊池寛賞を受賞
北村稔[キタムラミノル]
1948年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院博士課程中途退学。立命館大学教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たすく
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