出版社内容情報
江戸から明治へ。歴史の転換期を乗り越えた、大名人と女たちの人生が深い感慨を呼ぶ傑作時代小説。生き生きとした語り口が絶品!
内容説明
時代の絶頂を極め、近代落語の祖と言われた大名人・三遊亭円朝と彼を愛した五人の女。江戸から明治に変わる歴史の大転換期に生きた彼らの姿、いつの世も深く果てない男女の仲を、語りの名手がいま鮮やかに炙り出す―全盛を支えた名妓から、淋しい晩年を看取った娘分まで、女を活写する傑作時代小説。
著者等紹介
松井今朝子[マツイケサコ]
1953(昭和28)年、京都生まれ。早稲田大学大学院修了後、松竹を経て武智鉄二に師事、歌舞伎の脚色、演出、評論などを手がける。97年『東洲しゃらくさし』で作家デビュー、『仲蔵狂乱』で時代小説大賞受賞、2007年『吉原手引草』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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