出版社内容情報
やくざの喧嘩にみせかけて町人と武士が殺された事件の裏には、深い闇があった。与力・彦坂と組む情深い同心利根崎も怒りに燃える!
内容説明
北町奉行所吟味方与力・彦坂新十郎と彼の率いる同心衆「鬼彦組」は、町人同士の諍いに擬装された殺人の捜査をはじめるが、同じ奉行所内の上司や同僚が立ちふさがった。背後に潜む町方の裁量を越える闇に、慈悲深く町人から「仏の旦那」と呼ばれた同心・利根崎新八は静かに怒りの火を燃やす…。―鳥羽亮の新シリーズ第3弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞。警察小説で人気を得る。近年では書き下ろし時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
50
八丁堀吟味帳鬼彦組「闇の首魁」 3巻。待ってました鬼彦組総出演目の上のたんこぶ牧原、奥村が自害首魁は隠居で幕引きに、活動しやすくなるのか、またまた難敵が現るのか?できれば身内のごたごたは無しで活躍してほしいが・・・次巻を期待。2014/04/04
ぶんぶん
14
【図書館】シリーズ、第3弾。 遂に、宿敵・大久保が罷免される、新十郎の危難は去ったように見えるが。 この先、どんな事が待ち受けるのか興味津々。 意外と新十郎が活躍していない事に気が付く、これは倉田が主人公でも良いのではないか。 チームプレイを描いているがまとめ役の新十郎の影が薄いのでは。 これから、どうなるのか。 まあ読んでみることにしよう。 2020/02/12
Totchang
9
獅子身中の虫たちもなんとか退治し、ラスボスも危機を感じて隠居しました。結局いい人たちばかり残ったので、この中からまた不逞の輩が出るとなると現代に通じそうな気がします。果たして・・・。2019/11/08
goodchoice
3
鬼彦組4冊目。ここまで読むと一定のパターンができているのがわかる。この後どうマンネリを打破していくのか。2021/06/04
zuccalove
2
なんとか一件落着。 次は、お嫁さんかな?2018/04/09