出版社内容情報
町奉行同心の屍体が発見された。犯罪を追ってひとり調べるうちに、消されたらしい。仲間を殺された奉行所の面々は奮い立つ!
内容説明
北町奉行同心の横川とその手下が惨殺体で発見された。三月前大川に揚がった不審な入水心中を取り調べているさなかにである。吟味方与力の彦坂新十郎は、剣の達人倉田佐之助や、屍視の彦兵衛など、異彩の同心たちとともに捜査に乗り出した。どんな悪事も見逃さぬ彼らを、人呼んで「鬼彦組」という。―鳥羽亮の新シリーズ。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学を卒業後、教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞。「警視庁捜査一課南平班」シリーズ(講談社)など警察小説で人気を得る。近年では書き下ろし時代小説でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雅
35
チームを組んで解決していく。過去の失敗を乗り越えた検死役が良かった。他のメンバーが個性を発揮するのはこれからかな⁉️2019/08/01
とし
27
現代の刑事物のように班を構成して事件を解決していく捕物帖では初めてで興味深く読みました。次巻以降それぞれの個性が発揮された展開になっていくと思うが事件の大物を問い詰て事件が解決しないのはちょっと残念か。2013/10/15
Book Lover Mr.Garakuta
9
【図書館】【速読】:面白い時代劇🤣2022/07/20
高橋 (犬塚)裕道
9
星3.5。まあ面白かった。一寸説明臭い文章が鼻に付くがまあ身を瞑ろう。通勤時、電車の中で読む分には良い時間潰しになる。2017/03/04
タカシ
7
北町同心と手下が斬殺された。吟味方の彦坂は北町奉行から彦坂組、通称鬼彦組で探索に当たらせる。鬼彦組のメンバーがもっと癖があっても良かったな。町娘的なヒロインがいてもいいかも。次巻も期待。2015/01/27