文春文庫<br> 砂糖相場の罠―長崎奉行所秘録伊立重蔵事件帖

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文春文庫
砂糖相場の罠―長崎奉行所秘録伊立重蔵事件帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167821036
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

長崎では急落している白砂糖が、大坂で高騰!? そこには薩摩藩の影が。九州全域を股に掛けイタチの旦那が活躍するシリーズ最新作。

内容説明

長崎では急落している白砂糖が、大坂で高騰している。謎の相場を、長崎奉行の特命で調査する重蔵の前では、不審な殺人事件が次々に起こる。さらには盟友の裏社会の親分格・吉次郎まで牢屋に閉じ込められて…。薩摩藩が仕掛けた壮大な仕掛けに、伊立重蔵が錺職人の善六らとともに立ち向かう、書き下ろしシリーズ第三弾。

著者等紹介

指方恭一郎[サシカタキョウイチロウ]
1961年、福岡県北九州市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科真宗学専攻卒業。僧籍の傍ら作家としても活動している。2004年、「首」で第11回九州さが大衆文学賞大賞笹沢左保賞を受賞。11年、豪商・島井宗室と秀吉の戦いを描いた『銭の弾もて秀吉を撃て』(ダイヤモンド社)で第3回城山三郎経済小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BlueBerry

29
割と順当な筋書きでした。相場とかの話が好きな人なら楽しめる感じかな。2013/11/27

とし

24
長崎奉行所秘録伊立重蔵事件帖第3巻。薩摩藩が絡む砂糖相場の事件、今回も武士ではない=町年寄、町乙名から直接雇用されている町町使(まちちょうじ)と長崎奉行所の確執が絡み事件が複雑化する。江戸の与力の様にスッキリないが重蔵を支える犯罪裏社会の親分格吉次郎、錺職人の善六、下役主税の三人が頼もしい。長崎の特異な所だけに仕方ないが、それはそれで面白みのある物語です。2013/11/08

深青

13
シリーズ三巻目。うわぁ…お奉行様、なんだろう。怖そうな人ですね…!この奉行が長崎の闇にどう対抗していくのか、楽しみですが…より一層重蔵も忙しくなりそうですね。2017/02/23

高橋 (犬塚)裕道

5
星3。面白いといえば面白いんだけど、何か釈然としないまどろっこしさがあり、釈然としない端折りがある様な気がしてしまう。でも次巻も読もう!2017/04/22

松風

1
長崎奉行シリーズ3。長崎という設定が最も生かされている。

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