内容説明
財界の大立者・大壷魁太の妾腹である原田ヒカルは、容姿、財力、性技、すべてを備えた若きエリートである。好色の血を受け継ぐヒカルは、性の自由を認めあうパートナーとして、令嬢・桧枝岐葵を娶るが、秘密クラブでの性戯をきっかけに、思わぬ運命をたどってゆく…。現代に甦った光源氏の妖しくも哀しいセックスロマン。
著者等紹介
柏木いづみ[カシワギイズミ]
『ヒカル―いろがさね裏源氏』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たお
5
どう評価していいか、分からない作品。『官能小説』とあるが、あられもない程の官能ではなく、時事も組み込み、しかも源氏物語を踏襲する様々な流れ。ストーリーもエロ描写抜きだってなんとかなりそうだし、それなりに楽しい。続きが気になる程に。作者は女性でしょうか?不思議です。2012/10/21
こやま
2
まあ、面白かった。源氏物語を軸にしているがそれだけじゃない。女って本当に怖い。2012/03/03
ユキタ
1
ポップでクールな表紙に惹かれたけど、それだけだった。いまいち。2013/01/15
しょーこ
1
裏源氏というタイトルに期待しすぎた。表紙のイラストは好き。装画・鯉姫/2003feebee、デザイン・永井翔2012/04/30
しおりちゃん
0
あまり自分には合わなくて、途中で読むのをやめてしまいました。よかったのは表紙だけでしたね。2014/12/09