文春文庫
あなたに、大切な香りの記憶はありますか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167801564
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人間の記憶の中で“香り”は一番忘れがたいものとされている。遠いあの日を思い出す、八人の作家が描く“香り”を題材にした短篇小説集。

内容説明

「香り」の記憶は何かのはずみに想いだす、忘れがたいもの。人気作家8人(阿川佐和子、石田衣良、角田光代、熊谷達也、小池真理子、重松清、朱川湊人、高樹のぶ子)が「記憶の中の忘れがたい香り」をテーマに競作。あなたの中のかけがえのない記憶を呼び覚ます贅沢なアンソロジー。さあ、8つの扉のどこからでもお入り下さい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

101
どれも短くて読みやすかった。石田衣良氏の「夢の香り」は、なんかわかるような気がした!理想の香りみたいなものがあるけど、なかなかそれには出会えず、出会えたときの感動といったら・・・!みたいな感じというか、普段は忘れてるけど、いざその香りを嗅ぐと、稲妻に打たれたような感覚になるというか・・・。角田光代氏の「父とガムと彼女」はガムの匂いが印象的だった。なんやかんやいって、素敵な思い出なのかな。朱川湊人氏の「いちばん童子」は、不思議だけど、興味深かった。こういう話題、子供が好きそう♪商店街がそのままでよかった。2013/05/18

さおり

73
アンソロジーブームが来た時(私の中で)に買って、ずいぶん長い間積んでた本です。ついに読んだのですが、昨夜「しばらく読まない」と宣言した重松さんが早速出てきた(笑)。そして、石田衣良さんは既読だった。どれも読みやすかった。とても良かったってことはないけど、悪くもなく・・・。2015/04/26

greenish 🌿

61
「香り」の記憶は何かのはずみに思い出す。人気作家8人による、かけがえのない記憶を呼び覚ます「香り」アンソロジー  ---自分が《香り》への思い入れが強いせいか、《香り》との邂逅がもう少し濃密であったらと感じたが・・・。 重松さん『コーヒーもう1杯』はホロ苦い恋の終わりの物語で、鼻の奥がツンとする。「コーヒーがいま懐かしいわけじゃない。これから懐かしくなるの。未来の懐かしさを予感してるの」。こうして《香りの記憶》は刻まれていくのですね。 高樹さん『何も起きなかった』での想像の応酬は、とても衝撃的な展開です。2013/11/09

shizuka

59
『父とガムと彼女』のみ読了。父と母の事情はわからないけれど、いつの間にか主人公のお迎えに彼女がやってくるようになった。彼女は幼い主人公に新しい世界をいろいろと見せてくれる魔法使いのような人。みかんガムの香りは主人公にとって新しい扉をあける鍵。母がいつしか消え、父と彼女と三人で過ごす時間は最高だった。母親が何故いなくなり、そして彼女が消えたのと同時にまた家へ戻ってきたのか。真相は父親の葬儀の時にはっきりする。みかんガムというチープな小道具で大人の事情を甘酸っぱい思い出へ変えてしまう。角田さんってすごい作家。2016/11/13

りゅう☆

56
画像や映像のように形として残すことはできないが記憶の中に存在する香り。夢の中の男性、甘いガム、懐かしい市場、木、昔通ったロック喫茶、挽き立てコーヒー、男の妻の香り。新しい出会いや家族と過ごした日々、子供の頃の思い出、好きな人との関係など香りによってよみがえった物語のアンソロジー。懐かしさや切なさ、甘酸っぱい思い出や本当はどうなの?と様々な香りの含まれたストーリーが凝縮されててよかった。特に石田衣良さんの「夢の香り」は心の中に温かい何かが注がれたような素敵な物語だった。2014/09/04

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