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文春文庫
風をつかまえて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167801397
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

青空に立つ一本の白い風車。小学生が空想で描いた絵がなんの特色もない北海道の海沿いの町を揺るがした。観光客をあてこむ町の発注した無謀な風車の計画が、荒れ果てた鉄工所に活気を、親友や肉親の死から行き場を失った青年・優輝の心にも新しい希望を点していく。大災害小説の第一人者による、「ポスト原発」時代の再生物語。

著者等紹介

高嶋哲夫[タカシマテツオ]
1949年、岡山県玉野市生まれ。慶応義塾大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。1979年、日本原子力学会賞技術賞受賞。1994年、「メルトダウン」で第1回小説現代推理新人賞、1999年、「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

30
かつて原発研究者で初期の頃は原発の可能性や本当の脅威(テロによる占拠、ソフト面でのクライシス)を書いていた高嶋氏が、自然エネルギー発電をどう物語化するのか興味深かった。3.11を経てご自身の「安全神話」に衝撃を受けたと新聞に寄稿していたが、(良い意味で)まだ立ち位置が定まってはいないような印象。どちらかと言えば地方の零細町工場の再生を軸に構成されていたのがやや物足りないが、風力発電のメリットデメリットを科学者らしい緻密さと政策と絡めて書いておられるのは他の危機警鐘ものと同様奥深い。今後も楽しみな作家さん。2015/08/07

もとこち

17
北海道の片田舎寂れて活気のない内地町。この町を自前の風車で再生させようと町議会は動くのだが、色んな問題が噴出し頓挫してしまう。建設を請け負った東間鉄工所の家族はリベンジとばかりに風車を建設しようと奔走する。その過程の中で家族が、鉄工所が、友情が、町が「再生」していく。特に工業高校落ちこぼれの主人公優輝、何が何でも自分達で風車を作るんだという熱意で寸暇も惜しんで勉強する姿。上手くなりたいから練習する、なりたいものがあるから勉強する、といった当たり前の事を思い出させてくれた。2010年読書感想文課題図書。2018/11/01

えいきち☆。

15
会社から借りて読了。いいお話でした。これからのエネルギーのことは、専門じゃないから…と無関心ではいかんね。ナントカ発電が良い悪いというだけでなく、環境や政策など全てのバランス…システムの問題なのですね。 一つの目的に向かうことで再生し、強くなる人間関係の物語もとても楽しく読めました。 こういうサクセスストーリーは好いな〜爽やかだ!2011/10/26

バズ・ライトイヤー

14
出木杉。 そんなに都合良く物事が好転するわけないだろ。 でも感動した。2020/08/10

KEN301

12
自然エネルギーの活用がもっともっと増えて地球がきれいになるといいな。2020/10/05

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