文春文庫<br> 夏のくじら

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文春文庫
夏のくじら

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167801373
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

東京から高知に進学した大学生の篤史はいとこの誘いでよさこい祭りに参加する。4年前の祭りで出会った初恋の人を探すため……。

内容説明

大学進学で高知にやって来た篤史はよさこい祭りに誘われる。初恋の人を探すという淡い望みを抱いて参加するも、個性的なチームの面々や踊りの練習、衣装も楽曲も自分達で作るやり方に戸惑うばかり。だが次第に熱中するうち、本番が近づく。憧れの彼女は果たしてどこに?祭りの高揚を爽やかに描く青春小説。

著者等紹介

大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。2006年『配達あかずきん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

271
よさこい祭りを巡るお話だっただよ。よさこい祭りって言われればイメージする物はある様な気がしていたのですが、改めて考えると何も知らないでおりました。発祥は高知県だったんだ。それに比較的新しい祭りなのね。曲や振り付けも自由裁量なのだとか。掛ける情熱等も凄いみたいよ。ちょっとした産業だよ。本書は土佐弁が入っているんだけど馴染みがなくてね。どんなイントネーションなんだろうと考えて。あぁ、坂本龍馬のイメージねって思うじゃ無いの。そしたらそれが武田鉄矢で再生されてしまって。博多弁で捲し立てているよ(´๑•_•๑)。2026/07/10

hiro

152
有川浩さんの『県庁おもてなし課』以来の高知を舞台にした小説だった。大崎さんの本を読むのは11冊目だったが、ミステリーでもない、出版社や書店がでてこない、王道の青春小説とは意外だった。酷い土佐弁がでてくる小説を読んだことがあったが、この作品の土佐弁には全く違和感がなく、そして「よさこい祭り」にかける高知の人達の思いが伝わってきた。でも大崎さんらしく、主人公篤史が初恋の人を探すところには‘謎’があり、再会できるか最後までやきもきさせてくれた。大崎さんの小説としては異色の作品だったが、楽しく読むことができた。2015/07/19

昼寝ねこ

122
高知の「よさこい踊り」の物語。東京の進学校から高知大学に入学した篤史は従兄弟の多郎に誘われて新設の鯨井町チームに参加する。高知は祖父母や従兄弟たちの暮らす町だ。篤史は四年前にも「よさこい」で踊った経験があり、そこで出会った年上の女性を忘れられずにいた。初めはシブシブの参加だったが、しだいに「よさこい」の熱気と渦に巻き込まれていく。踊り手の努力や後方スタッフの苦労も描写され一緒に祭りに参加しているような気持ちになれる。ラストは疾走感のある展開が爽やかで心地よい。本場高知の「よさこい」にぜひ行ってみたい。2025/03/18

たるき( ´ ▽ ` )ノ

73
よさこい、名前しか知らなかった(^_^;)こんなにアツいものだったなんて!!皆のよさこいにかける情熱が半端じゃない。お金を払ってチームに参加するなんて、その時点で何らかの覚悟が必要だよね。体力がない私に踊り子はできないけど、いつか生で見てみたいな(*´∇`*) 2017/06/25

優希

72
面白かったです。まるでそこにいるような臨場感をおぼえました。よさこい祭りはよく知らなかったのですが、自分たちで1から作り上げていく様子が描かれているので、どんな祭りなのかが伝わってきます。地方のお祭りは独特で興味深いですね。祭りを爽やかに感じました。2020/07/14

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