出版社内容情報
内藤新宿でやくざが次々に殺害された。探索の過程で浮かび上がってきた「ふまのもの」とは、いったい何者なのか。シリーズ第7弾。
内容説明
宿場町の内藤新宿でやくざが次々に殺害された。大石田一家率いるブケの千蔵と大橋本一家の陣五郎親分の抗争のさなか浮かび上がってきた忍びの者の影。荒ぶるやくざ者たちを恐慌に陥れた連続殺人事件に、根岸肥前がシリーズ最大の大捕物で挑む!佐渡奉行時代の根岸が金塊の密輸事件の謎を解く短編「黄金の海」を新たに収録。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hugo Grove
16
裁きは天に任す。神はおわすのでしょうか?2018/01/26
Hugo Grove
14
再読2018/11/22
Hugo Grove
10
再読2018/02/04
Richard Thornburg
10
感想:★★★★★ シリーズ第7弾! 本作のタイトルになっている『新宿魔族』ってのは何!?ってところからスタート(笑) 密かに進行する仇討ちと、過去の探索の過程で浮上する『ふまのもの』というキーワード。 根岸が『ふまのもの』に関する推理を述べた時、まさに忍びという存在に対して浮かび上がる禁断のキーワードが何ともミステリアスです。 本作品は本シリーズ中でもアグレッシブな部類に入る作品ではないでしょうか。 そんな作品の中での結ぶおたかさんの予言めいた言葉・・・ 二百年後の新宿は病んでます(^ ^;2016/04/22
Syo
9
いいねぇ2025/05/08