文春文庫
資生堂ブランド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167773762
  • NDC分類 576.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「ツバキ」「マキアージュ」などのメガブランド戦略で成功を収めた資生堂。その要因を、ブランド分析の第一人者が徹底取材で探る。

内容説明

揺るぎない上質さと信頼感―価格戦争に巻き込まれることのない、ブランドの本質的な価値とは何か。「ツバキ」「マキアージュ」「クレ・ド・ポーボーテ」にみる資生堂のブランド戦略を徹底分析し、企業ブランドの高め方、太く・強いブランドの作り方を研究する。ブランド分析の第一人者が化粧品業界の巨人を綿密な取材で解剖。

目次

序章 「資生堂ブランド」はなぜ強いのか?
第1章 「資生堂ブランド」の大改革
第2章 新生メガブランド「ツバキ」の成功
第3章 物語で心をつかんだ「マキアージュ」
第4章 「ブランド磨き」によるシェア拡大戦略
第5章 顧客接点深耕ブランド「クレ・ド・ポーボーテ」
第6章 「資生堂ブランド」の歩み
第7章 資生堂の企業文化
第8章 フランス、中国での成功
最終章 進化し続ける「資生堂ブランド」

著者等紹介

川島蓉子[カワシマヨウコ]
1961年、新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。1984年、伊藤忠ファッションシステム株式会社入社。ファッションの視点から消費者・市場の動向を分析し、アパレル、化粧品、流通、家電、自動車、インテリアなどの企業とのブランド開発・デザイン開発のプロジェクトに携っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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shigeki kishimura

1
この本で紹介されていた商品のほとんどは現在「ファイントゥデイ資生堂」のものになっている。いつか「資生堂」という名前が外れてしまうのだろうか。商品ブランドが強ければ残り続けると思うが。2022/03/11

笠井康平

0
分析口調にしてごまかしていますが、著者の私見が書かれすぎています。説得的でない。資生堂が大好きなことは伝わります。取材に裏打ちされた情報量も密。惜しいのは語り口だけ、か。2012/05/27

飯田一史

0
福原義春による資生堂ブランドの定義 ・会社やブランドについて、歴史や物語があること ・研究や技術の蓄積があること ・高品質でそれにふさわしい価格設定であること ・人から人へ手渡しされるものであること ・ブランドのポジショニングを高めるためにマーケティングが厳しい自己規制を行っていること ・創業者、経営者の人間性が見えること ・伝統を大切にしながら、絶えざる革新を行うバイタリティがあること ・世界的であること59p2019/10/24

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