文春文庫<br> 仁義なき回収、堕ちていった女たち―闇金裏物語

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文春文庫
仁義なき回収、堕ちていった女たち―闇金裏物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167773670
  • NDC分類 338.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

今はトイチどころかトナナでも借りたい人間は山ほど。が、返せないと容赦ない。マグロ漁船、腎臓売り、ソープ行きも闇の世界では当然の話。

内容説明

社会がどう変わろうとも闇金業者はなくならない。年利2000%の金利で借りた客が返せないとどうなるか。男なら海岸に埋められてスイカ割りの恐怖に慄き、マグロ漁船行きや腎臓売買へ。主婦は公園でマワされたり、風俗へ堕とされたり、AV女優へ。ウソのようなホントの話を元闇金業者がリアルに語る、仁義なき闇金裏物語。闇の世界に蠢く金融業者の恐るべき実態を描くピカレスク・ノンフィクション。

目次

第1章 客のサル知恵、業者のワル知恵(トイチなんて話にならん;グループでやるからおいしい商売 ほか)
第2章 仁義なき回収(お前はもう、死んでいる;ビックリ仰天の武闘派闇金 ほか)
第3章 沈んでいった女たち(普通の主婦が風俗に堕ちるまで;公園のトイレでお楽しみ ほか)
第4章 闇金の戦い(ライバル店はどんどん潰せ;「ツケウマ」と「ババ抜き」 ほか)
第5章 泣ける闇金融(食パンと水とファミレスと;捨てられた子供たち ほか)

著者等紹介

金原猛[カネハラタケシ]
1979年生まれ。元闇金屋。高校を中退して歓楽街の風俗店などで働いていたところを、闇金業者に拾われる。数年前、某闇金グループ総括の地位を捨てて闇金業界から足を洗う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kinupon

33
時代が変わっても必ず残ることができる商売ではないでしょうか。関わりたくはないですが、必要とする人は後を絶たないでしょう。怖いですね。2021/03/17

kyoh

4
闇金の金利はトイチじゃなくて、トゴ!その暴利システムのからくりに弄ばれる客の惨状ったら・・・ 闇金業者もさることながら、闇金に手を出す時点で客自身も多少は壊れちゃってる人が多い模様。 噂のマグロ漁船、臓器売買の話、返済に困ったら意外と簡単に輪姦の誘いにノッてくるユルい主婦、などなど。なかには、親に捨てられマンションに取り残された幼児が、飼っていたグッピーまで掴んで食している窮地に涙した著者らが施設に届け出る、なんてイイ話しもほんのちょっぴり。 でもでも、お金に困っても絶対闇金は避けよう、と勉強になりました2010/09/18

ちいくま

2
なんか不思議な本…というのが正直な感想。ごめんなさい、手練れで読ませる文章力が、なんだか著者の経歴とちぐはぐで…というのは偏見でしょうけど。内容よりも?すらすら流れる文章の上手さや短文のまとめ具合とか組み立て方とか、そっちの方に注目しちゃったっす。2015/09/22

めっちー

1
元闇金業者が書いた闇金についての本。2016/05/14

Swanky13

0
43冊目2021/08/27

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