出版社内容情報
乳がんも肺がんも検診の効果はありません。ポリープの手術は急ぐ必要ありません。お馴染みTVコメンテーターの掟破りな暴露本。
内容説明
肥満男性が増え、日々の歩数と野菜の摂取量が減り、年々不健康になっている日本人。その原因は、テレビの健康番組や健康雑誌が推奨する間違った「健康法」を実践してきたから。テレビのコメンテーターとしてお馴染みの著者が、健康話のウソを暴き、医学的根拠のある正しい健康法についてズバリ解説。
目次
第1章 健康診断・人間ドックウソばかり
第2章 テレビで言わないトクする話
第3章 おもいっきりテレビ推薦食品より身体にいい話
第4章 本当はテレビが糾すべきコワイ話
第5章 テレビで言いたくとも言わせてくれない話
第6章 これを言うと医学界に叱られてしまう話
第7章 お医者と上手につき合う内緒の話
著者等紹介
中原英臣[ナカハラヒデオミ]
1945年生まれ。東京慈恵会医科大学卒。77年より2年間、米国セントルイスのワシントン大学でバイオ研究に従事。現在、山野美容芸術短期大学教授。新渡戸文化短期大学学長。医学博士。ニューヨーク科学アカデミー会員。多数の著書をものする一方、マスコミでコメンテーターとしても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うたまる
1
「どうして医者は三倍に増えても失業しないのか。(中略)医者は自分で勝手にパイを増やすことができるからです」……医療にまつわるインチキや俗説をぶった切る衝撃本。健康診断、がん検診、脳ドッグ、メタボ検診、みんな真っ当な根拠などないと言う。医者を食わせるために恣意的に基準値を下げ、健康な人を病人に仕立て上げるというカラクリの数々。特に酷いのは、脳動脈瘤の件。年間破裂率が0.05%であるにも関わらず、手術死亡率1%、後遺症発生率5%の手術を勧めるとか。他、インフルエンザ脳症の告知は保護者向けにちゃんとやってくれ。2014/11/18
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