文春文庫<br> 藤沢周平 父の周辺

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文春文庫
藤沢周平 父の周辺

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167773380
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

生涯、「普通が一番」と言い続けた父。駄洒落で明るく夫を支えた母。何気ない日常、家族の思い出を愛情をこめて綴ったエッセイ集。

内容説明

夏の夕方、『オバQ音頭』が風に乗って聞こえてくるとそわそわし始め、「盆踊りに行くか」と誘ってきた父。公園に忘れたカーディガンを取りにいき、ブランコを押してもらった思い出。夕飯を作ってくれた時のメニューがいつもタラちりで、アクとりに奮闘していたこと―愛娘が父・藤沢周平と暮らした日々を綴る。

目次

1 幼い日の思い出(父の声;子供の直感 ほか)
2 娘時代(禁じられた遊び;大泉学園の家 ほか)
3 鶴岡(夏休み;新潟の海 ほか)
4 父の日常(家での会話は;「ハダカの亭主」 ほか)
5 生と死と(東大病院の付き添い;母の入院 ほか)

著者等紹介

遠藤展子[エンドウノブコ]
1963(昭和38)年、藤沢周平(本名・小菅留治)の長女として、東京に生まれる。西武百貨店書籍部に勤務ののち、88年に遠藤正と結婚。93年には長男を出産し、一児の母となる。現在は藤沢周平に関わる仕事に携わっている。またエッセイストとしても活動し、著書に「父・藤沢周平との暮し」(新潮文庫)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

102
遠藤展子さんは藤沢周平さんの長女。彼女による父を偲ぶエッセイ集。彼女が子供時代、少女時代、おとなになってから父を見る目は変わっても藤沢周平さんは、小説のテーマのひとつである静謐を地で生きた人のようだ。多くの作品がある中で市井ものは特に藤沢周平さんの性格や生き方を反映したものだと思う、。どれも身近絵エッセイで読みやすかった。図書館本2023/04/06

ふじさん

89
作家藤沢周平が父親・夫として言い続けたのは「普通が一番」、まさに彼の生き方そのものだ。大らかに明るく献身的に夫を支える妻の存在が大きかったことを改めて知った。温かい目線で父親を優しく見守る愛娘が、作家・藤沢周平の素顔と何気ない家族の日常が綴る。「父と母のデート」は、「普通が一番」の暮らしの一コマを綴られており微笑ましい。「ママハハ」は、強靭で、大らかで、闊達な母親の姿は、あっぱれと言うしかない。「趣味は藤沢周平」言い切って、藤沢周平が亡くなるまでずっと支え続けた妻の生き方に触れる1冊とも言える。 2023/01/30

yamatoshiuruhashi

54
藤沢周平の実の娘による父親を回顧するエッセイ。藤沢周平の小説文庫本を全部集めておりながら実の娘がこんなエッセイを出しているとは知らなかった。私も多少の縁を持つ山形の出身で、独特の文体は好きだったが、その背景にこのようなことがあったとは。最初の奥さんとは死産の長男の後に著者を授かるも、癌で早世。幼子を抱えて苦闘する中に結婚したのが、著者の継母である「お母さん」。それぞれの成長の中の話に涙腺が緩む部分も多々あるが、やはりその「お母さん」の素晴らしさに感激する・2022/11/12

けやき

42
作家藤沢周平を娘さんの目線から描いたエッセイ。興味深い。2023/08/03

ach¡

37
亭主と言うより二階にいる下宿人のような人…で始まる「ハダカの亭主」という奥方の随筆が全文読めちゃう出血大サービス←くぅ~!!娘もイイ仕事するぜっ( ・ㅂ・)و 父としてパーフェクトな男も、夫としては平均点以下という案外にして意外な一面を披露w手のかかる亭主ぶりがすっぽんぽんで晒されていて、微笑ましいというか不憫というか…オーマイGODな藤沢周平サマの素顔がふつう過ぎて逆に嬉しい。四章/父の日常~「家での会話は」で繰り広げられる母と娘のやりとりが的を射すぎててウケるw本人の自伝よりこっちの方が数倍おいしい♡2016/08/26

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