出版社内容情報
小泉元総理、吉兆創業者ら有名人が通う赤坂の割烹「津やま」の主人が家庭料理を指南。嫁ぐ娘にこれだけは覚えて欲しいものばかり。
内容説明
愛娘ふたりが嫁ぐとき、せめて家庭料理の基本でも教えておいてやりたい―小泉元総理、吉兆創業者など錚々たる著名人が通う赤坂の名割烹の主人が、豚の角煮、エビフライ、ポテトサラダなど家庭の日常料理をわかりやすく教えるとともに、修業時代の思い出を語る。旨い料理を身につける絶好の教科書。
目次
親としてできること
東京の味覚
食卓の心、もてなしの心
小泉さんからの手紙
力道山の空手チョップ
クリームコロッケの教訓
おふくろの里芋煮
銀座の師走と子供たち
やめたお供え
右手に箸、左手に雑巾
そうめんを食する心
休み時間と英会話
「ムービー銀座」ととんかつ
真夏のおもてなし
草花を愛でる心
賄いの串カツ
冬の献立と春の薫り
おやじの遺言
ふたりの孫と私の夢―エピローグ
著者等紹介
野地秩嘉[ノジツネヨシ]
1957年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。編集者、美術展のプロデューサーを経て作家に。94年、「キャンティ物語」でデビュー。料理、人物ルポ、ビジネスなどさまざまな分野の意欲作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てくてく
4
赤坂の津やまの料理人による、修業時代の回想と家庭料理の作り方の紹介。おせち料理は正月三が日店を閉める代わりに常連に無料で差し上げていた時代があったこと、また、修業をしていた銀座の「わたき」の主人の心遣いなどが興味深かった。2016/06/26
コホン
0
手が込んでいない家庭料理、の割にはやはりこだわりがあって簡単にはまねできない。この中の小泉の手紙を見ると、この人、根は悪い人じゃないの?と思ってしまった。政治家としては嫌いなんだけど・・・。2012/09/09
mayabooks
0
[購入] ハイレベルな家庭料理・・・。2011/01/08