内容説明
元刑務官が、刑務所の1日のスケジュールや食事の献立、持ち込める物品などの衣食住の基本から、刑務作業の賃金、資格取得の実態、所内でのトラブルや賞罰など刑務所にまつわるあれこれを明かす。新法下での逮捕・拘留から仮釈放までの流れについても詳しく解説した。わかりやすい教養書にしてすぐにでも役立つ獄中生活の手引き。
目次
第1章 これが日本の刑務所だ
第2章 知られざる刑務所の掟
第3章 刑務所への道の第一歩―実刑判決!さあどうする
第4章 刑務所への移送―厳しい新入教育から刑務作業の指定まで
第5章 刑務所の中―刑務所は社会の縮図だ
第6章 釈放―無期懲役刑は終身刑化
著者等紹介
坂本敏夫[サカモトトシオ]
昭和22(1947)年生まれ。法政大学法学部中退。昭和42年、大阪刑務所看守を拝命し、以後、神戸刑務所、大阪刑務所、東京矯正管区、長野刑務所、東京拘置所、甲府刑務所、黒羽刑務所、広島拘置所等に勤務。平成6(1994)年3月まで法務事務官として奉職。映画「13階段」のアドバイザーも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぃたろ@記録の一部が消失:(
9
Kindle Unlimited。刑務所内での生活や規則等の事だけではなく、裁判や少年犯罪についてもデータと共に詳しく記載されていて大変、勉強になった。新たな知識を得られた。内容が充実していてなかなかの良書である。2018/08/20
sarie
5
なんで購入したのかも覚えていないけど家にあったので読んでみました。 絶対にお世話になることのない(はず)刑務所の生活や逮捕から刑の執行、少年犯罪など色々な事柄について書かれていました。 勉強になりました。2015/11/28
kotte
4
Kindle Unlimitedで読みました。データは古いものが多いものの、普段知ることができない世界について、わかりやすく書かれている本です。2022/02/04
キカイダー
4
何気なくの100円本。文中にあった一家に一冊必需品……世話になることなく終えたいもんです。読んでホームレスより健康、衛生面 様々充実してるとか。ただ我々が納めてる税金などで死刑囚やら元凶悪犯などを食わしてますみたいな……ここまで書くかとツッコミ所はありましたが知らない世界を知る。 大変勉強になりました。2017/09/20
kinkin
3
いつお世話になるかもしれないので一応読んでおいた。2014/01/04