内容説明
彼がいなかったら、現在の日本バレエ界は全く違ったものになっていただろう。東京バレエ団主宰、佐々木忠次。あらゆる敵と闘うことを恐れず、ベジャールに「ザ・カブキ」を作らせた男。華やかな舞台の裏で、彼が見てきた天才たちのあまりに人間的な素顔と孤独。彼にしか語りえない秘話が満載、熱き闘いの記録。
目次
第1章 東京バレエ団を設立する
第2章 海外公演を成功させる
第3章 世界バレエフェスティバルへの道
第4章 ベジャールの時代
第5章 コリオグラファーたち
第6章 ダンサーたち
第7章 スターの素顔
著者等紹介
佐々木忠次[ササキタダツグ]
1933年、東京に生れる。日本大学芸術学部卒業。1964年にチャイコフスキー記念東京バレエ団を設立。国内はもとより、700回以上にわたる海外公演を行い、世界でもその実力が認められるインターナショナルなバレエ団に育て上げた。創立以来、プリセツカヤ、アロンソ、フォンティーンをはじめとする海外の著名ダンサーを招聘、ウラーノワらを指導者として招き、東京バレエ団、ひいては日本バレエ界の飛躍的レベルアップに貢献した。1980年代後半以降、ベジャール、ノイマイヤー、キリアンといった現代の気鋭の振付家に作品を委嘱し、これら20世紀を代表する振付家のオリジナル作品をレパートリーに加える。バレエのみならず、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場など世界の一流オペラを次々と招聘、「日本のディアギレフ」と呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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