内容説明
健康はよく噛める理想的な噛み合わせからはじまります。口のねじれをとるときれいな小顔になり、頭頂部をゆるめると身体バランスが整い、足の中指を調製すると噛み合わせがよくなるなど、歯を整体の見地から総合的に改善する方法を伝授。全身バランスを整え、内臓を活性化する画期的メソッドを紹介します。
目次
第1章 歯は全身のバランスを整える要(整体から見た噛み合わせ;全身のバランスの中での調和)
第2章 足から噛み合わせを整える(筋膜リレーションを利用する;日常生活でベストなバランスを持続する)
第3章 口のねじれをとると内臓が活性化する(内臓の最先端のねじれをとる;食生活と咀嚼力)
第4章 噛むことは生きること(噛む刺激と脳;噛む力は生きる力)
著者等紹介
笠茂享久[カサモタカヒサ]
1956年北海道生まれ。歯学博士。笠茂歯科医院院長、生体構造調律研究所所長。日本大学大学院歯学研究科修了後、89年に開業する。98年、生体構造調律研究所を創設。現在、渋谷区歯科医師会専務理事、姿勢咬合医育成セミナー講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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minazuki
7
仕事本。歯科治療=口腔内だけを診るだけでは、もう解決しません。その人の姿勢や生活習慣、身体の使い方、癖、職業、食事内容、、と、あらゆる方面から観察問診することが大切。歯のトラブルや症状は、あくまでも【結果】のひとつに過ぎません。身体と歯の関わりについて書かれた本書は、繰り返し読む一冊です。2015/11/23
イーダ
2
歯の治療に整体の概念を持ち込んだ著者。なるほど、身体が歪んだ状態で噛み合わせを治しても後々悪影響が出るわけですね。歯や噛み合わせの大事さ、体とのバランスの大切さが分かる一冊です。2017/08/04
しの
2
噛むことって本当に大事。歯は一生もの。すでに沢山治療してしまっているけれど…。歯医者さん選びにも慎重になったほうが良いんだな、とかんじました。インプラントよりも本当に自分に合った入れ歯を入れたほうが良いというのは、驚きでした。2013/06/23
hi
1
これ絶対やるし!!顔も身体もゆがんでるんだよなー。でも多分小学生の頃、自転車で転んで歯が欠けたのが原因だしなーどうしてもゆがむかなー。2012/04/21
フェリシア
1
全身のつながりのなかで歯をとらえるという立場から、歯の噛み合わせが骨格や内臓にまで及ぶと説く筆者は今流行りの表側だけ美しくする審美歯科には疑問を投げかける。自分でできる体の調整法、介護に役立つ歯の知識もあり、参考になる。2010/09/15