文春文庫
医療のからくり―人生百年時代への処方箋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 225p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167753023
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0195

内容説明

大学教授という肩書きは医者としての優秀さを証明できるのか、肉食は本当に控えるべきか、医療事故を減らすのに有効な策は?高齢者医療専門の精神科医が、臨床の場から高齢者にいいといわれる医学・医療、健康法に疑問を投げかける。超高齢社会を生き抜くための具体的なノウハウを、現代日本の9人の名医に聞いた対談集。

目次

「大学教授なら安心」か(近藤誠(慶應義塾大学講師))
高血圧より低体温が大敵(安保徹(新潟大学大学院教授))
「地域」が命を守る(鎌田實(諏訪中央病院名誉院長))
中高年よ、肉食せよ(柴田博(桜美林大学大学院教授))
処方薬を捨てるセンスも大事(別府宏圀(新横浜ソーワクリニック院長))
計算・音読でぼけ防止を(川島隆太(東北大学教授))
「心の若さ」失うなかれ(秋元波留夫(元東京大学教授))
執刀医の技量をどう見抜くか(南淵明宏(心臓外科医・大和成和病院院長))
「経営」も病院選びのポイントだ(河北博文(河北総合病院理事長))

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュートを設立。専門は老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学。国際医療福祉大学大学院教授。一橋大学国際・公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問。教育問題、老人問題、人材開発、大学受験などのフィールドを中心に、旺盛な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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