文春文庫<br> 火群(ほむら)のごとく

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文春文庫
火群(ほむら)のごとく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167722128
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

兄を殺された林弥。剣の稽古の日々を送るが、家老の息子・透馬と出会い、政争と陰謀に巻き込まれる。少年の友情と成長を描く傑作。

少年の凜々しい一瞬を切り取る青春時代小説

兄を殺された林弥。剣の稽古の日々を送るが、家老の息子・透馬と出会い、政争と陰謀に巻き込まれる。少年の友情と成長を描く傑作。

内容説明

山河豊かな小舞藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み…。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く、著者の新たな代表作。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、1991年作家デビュー。『バッテリー』(角川文庫)で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー』シリーズで小学館児童出版文化賞、『たまゆら』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。児童文学からヤングアダルト、一般小説でもミステリー、SF、時代小説などジャンルを超えて活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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優希

73
あさのあつこさんの時代小説はやっぱりいいですね。兄を殺害された林弥は江戸から来た透馬と出会ったことで運命が変わっていきます。まさにボーイ・ミッツ・ボーイですね。やがて政争や陰謀が少年たちに襲いかかるのにハラハラさせられました。小舞藩の山河豊かな情景が浮かび、危うい立場の少年たちに惹き込まれます。切ない結末ですが、最後に未来への希望が見えて爽やかな気持ちになりました。少年剣士たちの成長が清々しかったです。2015/08/19

ふじさん

38
再読。身分も生い立ちも違う4人の若者を描いた青春時代小説。兄を殺された林弥は仲間と共に運命に翻弄されながらも真実に迫る、様々な葛藤を超えて成長する少年の姿が清々しい。 2020/06/06

真理そら

25
少年が大人になっていくときの独特の雰囲気を描くのがうまい作家さんだとしみじみ思う。2018/12/03

鍵ちゃん

18
山河豊かな小舞藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬と出逢いから運命が動き出す。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込む…。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く。内容が少しありきたり感じがした。最後のどんでん返しも予想通り気味で物足りない。だけど少年の心理を描いたら天下一品だな。2021/02/02

はるき

14
あさのあつこの描く少年像に、今回も熱くなった。 尊敬する兄を亡くし、兄嫁への恋心に身を焦がす。仲間、家、藩。自らの周りに広がる大きな何かに押しつぶされそうだった林弥の元に現れたのは、型破りな少年。少年達が男になろうとする様を、瑞々しくも残酷に描く筆力には脱帽だ。残酷で無残で、血なまぐさい世界を少年たちがどう生きるのか。過酷な未来は見たくない。 今ここにしかない一瞬を切り取った。鮮やかな快作だ。2014/11/05

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