内容説明
二人の幼い神のいたずらで不幸な出来事が次々起こるアレックス。だが、会社をクビになろうとも、家が焼けようとも、妻子が出ていこうとも、彼は常に他人を楽しませ、前向きに生きていた。その様子を見た二人は、全知全能の神ゼウスの制止を振り切って…。人生で一番大切な事は何かを教えてくれる感動のエンターテイメント小説。
著者等紹介
水野敬也[ミズノケイヤ]
1976年愛知県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。処女作『ウケる技術』がベストセラーに。作家活動以外にも、恋愛体育教師・水野愛也としての著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
131
可もなく不可もなくというのが、第一印象。また、主人公をわざわざ外人にする意図もわからない。ただ、前向きに生きていこうと思える、結末で納得。確かに「神は、人を不幸にすることも、幸福にすることもできない。 ただ、出来事を起こすだけ」という言葉は印象に残りました。 2015/04/07
優花 🍯モグモグ
121
二人の神 シュナとワンダーのイタズラで不幸な出来事が次々と起こるアレックス。会社をクビになろうと家が燃えようと常にプラスに考えるアレックス。最初はプラスに考える方向性が間違っているんでは?? 理解しがたい部分もありましたが、ピンチな時にユニークな発想で思いもよらない行動にでるアレックスを応援したくなりました。遊び半分で一人の男性の人生を大きく変えてしまったシュナとワンダーも罪悪感に苦しむ。ページ数は少ないけれど人生で何が大切かを教えてくれるヒントがあちらこちらに散りばめてありました。2015/04/21
やっさん
98
★★ なんの配慮もせずに言うと、まるで〝中学生が考えたお話〟って感じで全体的に痛かった。某著書で有名な人だから、なんか自己啓発できそうと思って読んだんだけどなぁ。。。2023/12/11
ゆきち
77
なぜ、自分は不幸なのだろうか?なぜ、幸せが訪れないのだろうか…と悩んでしまうことは、少なからずあること。でもアレックスは違った!雨の日も晴れ男だった。とても愉快に読むことができた。よし!わたしも雨の日も、晴れゆきちになろう!ほどほどに(笑)2015/08/06
Shinji
74
神様でも 子供は子供なんだよ。 意地悪かったり、引け目を持っていたり。それと同じようにアレックスも子供の心を持ってんだね。人を楽しませるという事は楽しい事なんだよね!逆境っていうのは、本人にとって辛くて 周りの人にとっては ともすれば卑下しかねない… それを笑いにして楽しませるという事はよほど自分を信じているからだろうね!(自惚れとも言うけど…)アレックスの生き方までは出来ないけど 前向きに過ごそう!2015/04/08
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