内容説明
真珠湾攻撃に参加した隊員の戦後の想い、生と死の狭間で苦悶した回天特攻隊員、戦艦「大和」の副砲長が思う「大和魂」、戦後の密命に死を覚悟した桜花隊隊員…。気鋭の報道写真家が24人への克明なインタビューによって、父と祖父が戦った「あの戦争」を浮き彫りにする。新証言を満載した男たちの「零戦初空戦」も収録。
目次
吉野治男―真珠湾攻撃隊員の戦後の想い
本島自柳―医師になった艦爆隊指揮官
壹岐春記―戦場に投じた戦士の花束
原田要―零戦搭乗員から幼児教育へ
丸山泰輔―ミッドウェー海戦・運命の瞬間を生きて
武田光雄―「指揮官先頭」と「諸行無常」
竹内釼一―「訪独第一艦」伊三十潜の栄光と蹉跌
桑島齊三―「訪独第二艦」海底三万五千浬の旅
高原希國―月明の大脱走・カウラ捕虜収容所
福山孝之―生きるために戦った軍隊〔ほか〕
著者等紹介
神立尚紀[コウダチナオキ]
報道写真家。1963年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科在学中の1985年、写真週刊誌全盛時代の講談社「フライデー」でカメラマンとしてデビュー。卒業後の翌86年には同誌専属となり、主に事件報道、政治経済、スポーツ取材等の分野で報道の第一線に立った。1995年、元零戦搭乗員との出会いをきっかけに戦争当事者のインタビュー取材を始め、1997年、フリーに。その後は主に人物ドキュメンタリーや戦史取材に力を注ぐいっぽう、カメラ・写真雑誌でも記事や作品を発表している。社団法人日本写真家協会(JPS)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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