内容説明
希いを叶える貝殻細工の小箱から…置き薬屋が残した試供品の酔い止めから…朝顔市で買った夕顔の鉢植えから…和泉屋の苺のショートケーキから…骨董商で見つけた蓋つきの飯茶碗から…思いがけないことから、彼らの運命は動きはじめる。或るときは異界と交じり、或るときは時空を超え、妖しく煌く14の極上短篇集。
著者等紹介
長野まゆみ[ナガノマユミ]
東京生まれ。女子美術大学卒業。1988年『少年アリス』で文藝賞受賞。文芸各誌で活躍を続けながら、自らの著書の装画も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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