出版社内容情報
ロシア辺境の叛乱勢力がミサイル原潜を奪取し、米日露への核攻撃を宣言した。原潜を葬る手立てはあるか? 白熱の軍事スリラー。
内容説明
カムチャツカ反乱勢力による威嚇攻撃が実行された。多数の弾頭を搭載するミサイルを完璧に迎撃するすべはなく、本格的な攻撃の前に原潜を叩くしか途はない。深海で息をひそめる原潜を探り出すため、各地で情報戦が展開され、駆逐艦タワーズでテストされていた無人深海探査艇マウスが潜水艦狩りのため孤独な潜行を開始する。
著者等紹介
エドワーズ,ジェフ[エドワーズ,ジェフ][Edwards,Jeff]
カリフォルニア在住。23年間にわたりアメリカ海軍対潜戦特技官として活躍。退役後、米海軍のハイテク水中戦に関するシンクタンクのコンサルタントとして活動する傍ら、軍事スリラー「U307を雷撃せよ」でデビューする。同作はアメリカ軍事作家協会が贈るニミッツ提督賞を受賞した
棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんとり
2
面白かったですね~♪ ただ設定にムリがありますが^^ 気のふれたどこぞの知事が、どう頑張ってもみても軍部、民衆を見方に付けねばクーデター独立はありえないしねえ。 浅はかな野望で核ミサイル攻撃される都市はたまったもんじゃない! 笑 ロボット潜航艇の原潜探索と、ステルス駆逐艦と対空勢力との戦いもなかなか迫力でしたが、いかんせん市民の命が安いですな・・・ 2016/07/28
siopop
1
同じ路線で書いたら、マンネリとか言われてしまうのだろうし、難しい所なのでしょうが、 連続した物語として書くのなら、同じ駆逐艦に同じ艦長、でも主人公は民間人のコンピューター技師に移動ってのはないと思う。 何時になったらボウイー艦長が活躍し潜水艦と息詰まる決闘をするのだろうと思っているうちに終わってしまいました。 小説自体は良い出来だと思うのに、何か凄くもったいないです。 舞台設定を変えてくれていたら、もっと物語りにのめり込めたのに、それとも此方の話から読んでいたら、良かったのかう~ん 残念です。2012/12/14
tai65
0
星3・52013/10/16
三門 優祐
0
結末の付け方は、まあ許せるんだが、構成に難があるような気がしてならない。2010/05/11