内容説明
ふざけんな!息子との夕食を台無しにした迷惑電話にハニーは激怒した。彼女は問題のセールスマン、ボイドを孤島におびき寄せ、根性を叩き直してやることにした。何も知らずボイドは愛人連れで旅立つが、島にはハニーを狙う狂気のストーカーも…。
著者等紹介
ハイアセン,カール[ハイアセン,カール][Hiaasen,Carl]
アメリカ、フロリダ州生まれ。フロリダ大学卒。マイアミ・ヘラルド紙の敏腕記者として同州の犯罪や汚職を報道。1986年「殺意のシーズン」で作家デビュー。以来、創意にあふれる犯罪者造型と痛快で陽気な語り口でベストセラー作家に
田村義進[タムラヨシノブ]
1950(昭和25)年、大阪市生まれ。金沢大学法文学部中退。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいちゃっぷ
13
ハイアセンなあ。 さすがのページターナーだし面白くない訳じゃないのだが、今ひとつ話に乗れず醒めちゃうんだよなあ。 どうしてなのか。 462ページ 2016/11/05
あつぼう
6
やっぱりハイアセンは面白いなぁ~。登場人物が普通やないのが特徴やけど、曲者がこれだけ集まってドタバタしても最後はハッピーエンドに持ってくるところが凄いです。特に女性の登場人物が魅力的でした。訳者も今風に訳してるので読んでいて言葉の使い方が面白いって感じました。ハイアセン節炸裂ですよ。最悪の環境での展開やけど、どこか笑えて変に温かい気持ちになる不思議な小説です。読書の秋にはもってこいの一冊になると思いますよ。はやくハイアセンの次作が読んでみたいものです。2010/10/28
きゆすやいかさ
4
期待度と一致するくらい面白かったので、 C.ハイアセンはまた読もうと思います。2018/08/26
ジョニー
3
半分ネイティブ・アメリカンの男性と、セールス電話を仕事としているダメな性格の不倫男と、その電話でブチ切れるシングルマザーと、彼女に執心な男、などが主な登場人物のコメディ。テンプレに当てはまらない切れがあり面白い。筒井康隆風でもある。2024/11/10
ハルカ
3
相変わらず痛快な小説を書いてくれるハイアセンさん。そんなことのためにここまですんのかよ?!というアメリカ感が半端なかったです笑2018/09/28
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