内容説明
シベリアの地方官僚ノーヴィクの眼前で旧友が殺された。友はダイヤ鉱山に関する不正を追及しようとしていた。経済危機に瀕したロシアを救うはずの消えたダイヤを探し、友の仇を討つために、ノーヴィクは収容所帰りの凄腕の老兵とともにシベリアの鉱山へ殴りこむ。そこに潜む陰謀を暴くのだ。熱く痛快な傑作冒険アクション。
著者等紹介
ホワイト,ロビン[ホワイト,ロビン][White,Robin]
油井労働者、科学ライターなどを経て、1990年「ステルス機密航路」(光文社文庫)でデビュー。遭難したソ連原潜に関するノンフィクション「敵対水域」(ハクソーゼン、クルジンと共著/文春文庫)は、わが国で非常な好評を得た
鎌田三平[カマタサンペイ]
1947(昭和22)年、千葉県生まれ。作家、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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goro@the_booby
50
恩人であり友であるシベリア大統領全権大使が目の前で殺されたノーヴィクはロシア第一のダイヤモンド鉱山であるミールヌイで真相を探る。グーグルで見ても直径2キロの採掘口が印象的。地下500メートルでの激闘。チェーンスモーカーの相棒チューチンに飛行機乗りのユーリにチェチェン人兄弟と前作「凍土の牙」からのメンツも加えて怒涛のラストへ。ダイヤモンドが無ければIMFから借款できずロシアも倒れるのだ。プーチン政権でのノーヴィクも見たいけど終わっているみたいで残念。やっぱり冒険アクションものはこうでなくちゃね。2022/03/06
tai65
1
星4・5 2012/02/08
yooou
0
☆☆☆★★2008/02/02