内容説明
ナチスの暴虐が席巻するフランス。そこに生きる二人の天才レーサーにイギリス情報部の密命が下った―その運転技術を駆使し、レジスタンス組織を援護せよ。名車ブガッティを駆り、強大な敵の手を逃れ続ける誇り高き男たち。だが組織に潜む裏切り者の手が迫っていた…。雄々しいロマンティシズムの脈打つ英国正調冒険小説。
著者等紹介
ライアン,ロブ[ライアン,ロブ][Ryan,Rob]
1951年、リヴァプール生まれ。ジャーナリストを経て、「アンダードッグス」で作家デビュー
鈴木恵[スズキメグミ]
1959(昭和34)年、長野県生まれ。早稲田大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニー
2
第二次大戦でのドイツに対するレジスタンスが舞台。主人公はレーサーで美人モデルと結婚し親友はレースでのライバルでともにレジスタンスとなる。驚きなのはあとがきでこれらが実在の人物であったということ。ドイツ側や彼らに協力する裏切り者も実在した人物をモデルにしている。自動車での疾走感はもう少し欲しかったが当時の雰囲気はよく伝わった。2024/06/29
popup_snow
0
ナチスの暗い影が忍び寄るフランスで、二人の天才レーサーに下った密命。名車とスピードに命をかける二人の男たちがものすごくかっこいい。「英国正調冒険小説」って事だけど実在の人物を元にしてほぼ史実通り書かれているので、読後ネットで初代モナコGP優勝者「ウィリアム・グローヴァー=ウィリアムズ」について調べてまた感動。本当にすごい人物がいたものだ。
丰
0
「はり倒されて耳に小便をしてもらいたいのか」2010/05/30
慧
0
★1/22006/07/27
Ryosuke
0
松2008/09/24