内容説明
首都ジャカルタに反乱軍が進軍!テロはクーデターのための布石、ゲリラ組織は利用されたのだ。反乱軍は米大使館を包囲、大統領と米大使の拘束を謀る。戦場と化した首都での救出作戦、そして反乱軍艦隊との海戦…戦略家アマンダが繰り出す奇策と圧倒的な戦闘描写を満載。シリーズ最高傑作、壮絶なるクライマックスを迎える。
著者等紹介
コッブ,ジェイムズ・H.[コッブ,ジェイムズH.][Cobb,James H.]
アメリカ生まれ。海軍の家系に生まれ育ち、自らも軍事史と軍事テクノロジーの研究者。その知識を駆使して発表したデビュー作「ステルス艦カニンガム出撃」は、その緻密なハイテク描写と卓抜な人物造型、スリリングな戦闘シーンで日本の読者を熱狂させ、もっとも注目すべき軍事スリラー作家となった
伏見威蕃[フシミイワン]
1951(昭和26)年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
7
インドネシアの不穏な政情と革命運動、国家転覆を狙う「魅力ある悪いヤツ」を登場させたストーリー構成は波瀾万丈。お見事です。主人公が女性なので、もちろんその辺に絡んだセックス潭もさりげなく出てくるし、ファンにとっては言うことなしでしょう。突っ込みたいところはたくさんありますが、とりあえず一夜の楽しみとしてはよろしいんじゃないでしょうか。2006/07/17
かんとり
5
偽装貨物船、暴れまくりでしたな。 ハイテクヘリ、偵察無人機、魚雷ミサイル艦砲。 装備充実のファントムフォースQシップ、これでは第三世界の軍隊では勝ち目ナシですな。 インドネシア正規軍を支援するアマンダ。反乱軍の提督、海賊の首領ハーコナン、敵の敵は味方と、敵首領と手を結び、 反乱軍部隊を殲滅します。 孤立した大使館からの撤退、私掠船ばりの欺瞞、読みどころタップリのアマンダシリーズでした、後味も悪くない。^^2021/05/20
F.Y
2
ハイテク装備もさることながら、主人公が思いつく奇抜で発想の転換のような戦術に注目。
Pochi
0
敵の敵は味方。アメリカ軍って物量を生かして相手を制圧するけれど、このシリーズは、ある程度制限を受けながら敵に立ち向かいます。軍事ハイテクハーレクインです。2013/06/27
-
- 電子書籍
- 人はなぜ「神」を拝むのか? 角川one…