文春文庫
顔のないテロリスト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 470p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167705039
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ベルファストとダブリンとロンドンで同時テロ発生。和平工作を進めるイギリス政府はアメリカに助けを求め、CIAの凄腕スパイ・オズボーンが送り込まれる。他方、各地の紛争を煽ることで利益を得るなぞの組織は、北アイルランドへの支援を決め、伝説の暗殺者“オクトーバー”を差し向ける。疾走感あふれる諜報サスペンス。

著者等紹介

シルヴァ,ダニエル[シルヴァ,ダニエル][Silva,Daniel]
ジャーナリストとして活躍後、第二次世界大戦下の諜報戦に材をとる長篇「マルベリー作戦」(ハヤカワ文庫)で作家デビュー。ジャック・ヒギンズの初期作品を思わせる作風で高く評価された

二宮磬[ニノミヤケイ]
1945年、静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tai65

2
星4・52020/11/22

キミ兄

2
前作に続き、なんで主人公がそんなに強いのか分からない1作。舞台仕掛けは大掛かりなのだが、悪の組織が唐突すぎる。007のスペクターみたい。まあ、面白いんですが。☆☆☆。2017/12/10

Stevie G

1
折角The Marching Seasonという題があるのに、この邦訳題名はないかな。ドラローシュの心境の変化は、整形したことではなくて、ルルーが夢に出て、幽霊を見るようになったら引退と思ったからで、作者が調べた北アイルランドの歴史や現実を連想させたかった。それにしても、ソサエティを実開催して、その都度爆破するのはもったいない。今ならZOOM会議でしょう。アルスター解放戦線の資金源も不明です。レベッカ・ウェルズ、アストリッド・フォーゲル、アンナ・カタリーナ・フォン・シュタイナーと、いつも美女が良いですね。2021/09/25

たく

0
面白かった。2017/06/11

stobe1904

0
美術修復士のガブリエル・アロンシリーズのダニエル・シルヴァの作品。前作のテ暗殺者の烙印の続編。世界を不安定にしようとするソサエティーとその依頼でマイケルを再度暗殺しようとするオクトーバーが再度対決することになるところがクライマックスである。国際スリラーなのでストーリーのヒネリ、意外な展開を期待していたのだが、予定調和的な展開がちょっと残念なところか?★★★☆☆2016/09/16

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