文春文庫
夫婦が死と向きあうとき

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167679439
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0195

内容説明

路上に停めた車の中で寄り添い、餓死した夫婦、二十二年間も意識の戻らぬ夫を介護した妻、戦時中の強い絆を支えに壮絶な日々を添い遂げた夫婦―いつ、どんな形で訪れるかわからない「死の影」を前にした時、夫婦はなにを思い、残された者はどう生きるのか。大宅賞受賞作家が映し出す現代の「夫婦と死」。

目次

第1章 ふたりは寄り添って死んだ
第2章 老老介護と無理心中
第3章 意識障害を超えて
第4章 伴侶に先立たれて
第5章 歩く、同行二人
第6章 生き死にの海のかなたへ

著者等紹介

吉田敏浩[ヨシダトシヒロ]
1957年大分県生まれ。フリージャーナリスト。77年より、ビルマ(ミャンマー)、タイ、アフガニスタンなどアジアの民族世界を訪ねる。85年からビルマ北部のカチン州を長期取材、その記録をまとめた『森の回廊』(NHK出版・NHKライブラリー)で96年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

貧家ピー

3
路上の車の中で、餓死した夫婦。意識の戻らぬ夫を介護した妻、など様々な夫婦の形を探る。2009/11/07

貧家ピー

1
夫婦に子供2人が標準家族ではなくなってきてるが、夫婦二人で健康でいられる方が少ないのではないか。老々介護が迫る。2005/06/26

ちゃんみー

1
悲しくなってしまいました。妻を愛おしく感じました。

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