文春文庫<br> 悪いうさぎ

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悪いうさぎ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 462p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167679163
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

268
面白かったですね。装丁の可愛らしさで買ったんですが、内容は結構ハードなミステリーでしたよ。誘拐・監禁家族の過去などのミステリーの要素を沢山盛り込んだっていう感じですかね。そして、最期は悪いウサギ狩りですからね。主人公の女性探偵さんの身を挺した活躍ぶりがスカッとしましたね。初めて読んだ作家さんでしたが、文体も読みやすかったですね。ただ、場面設定が少し唐突なチェンジがあって「あれっ」と思った点がありましたが。これからも、ちょっと気になる作家さんになりました。2013/10/20

紅はこべ

262
単行本で既読を文庫版にて再読。こんなひどい事件だったの、すっかり忘れていた。滝沢美和の父親は、いつ自分のしたことを気付かされたのか。少なくとも葉村晶に依頼した時は知らなかった筈。その時既にと思うと、黒幕の奴らは本当に鬼畜。この話もドラマになるのかな。辛すぎるけど。葉村の友人が勤めている建築関係の業界新聞社って、『ぼくのミステリな日常』のあの人のバイト先かな。ミチルだけは救えたと思っていいのだろうか。労多くして報われるのが少ない仕事だね、探偵って。2020/01/19

佐々陽太朗(K.Tsubota)

254
葉村晶の基本的態度は無感情で冷淡、つまりニヒルである。しかし心の底が氷のように冷たいかというとさにあらず。心の底には存外の熱さを秘めているのである。それが証拠に彼女は仕事ができる。心底虚無的であればいくら有能であっても仕事ができるはずがない。そんな彼女に次から次へと災厄が降りかかる。肉体的、精神的にギリギリまで追いつめられながら決してへこたれない。人に対して辛辣ではあるが、その実、優しさを秘めているというキャラクターに私はすっかり魅了されてしまった。かくなる上はシリーズ作すべてを読み切るしかない。 2020/01/24

nobby

191
葉村シリーズ第3弾は初の長編。それにしても自ら“最悪の九日間”と振り返るものの、どれだけ痛々しく巻き込まれるのか…冒頭から満身創痍でほぼヒロイン感無く描かれる普通な魅力がたまらない(笑)家出娘の連れ戻し依頼から連続失踪に繋がる事件を追う様は、決して順調でも分かりやすくもない。それでも先が気になり、とにかく必死に読むしかない!タイトル『悪いうさぎ』を序盤から何やら匂わしながら、最後ようやく明かされる驚愕の真実には戦慄が走った。あまりに現実離れした突飛さに加えて、彼女を支える人達の人柄故か読後感は案外爽やか。2018/05/30

🐾Yoko Omoto🐾

189
若竹作品初読み。フリーの女性調査員"葉村晶"が遭遇した、女子高生の家出に端を発した一連の事件。災難に次ぐ災難は彼女にとってマストらしいのだが(笑)、見ていて何とも不憫至極な最悪の9日間へと発展していく。受難続きの彼女の、熱すぎずクール過ぎずのネバーギブアップな猛進ぶりや、有象無象の輩どもと対等以上に渡り合える肝の座り具合が実に好印象。倒錯した欲望を持つ人間たちの犯罪はリアル且つシビアで、事件の顛末は余りにも胸糞悪かったが、バランスの妙とでも言おうか、何故か読後感はどこか微笑ましく爽やかだ。2016/11/05

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