内容説明
ここはどこ?何のために?世界中から集められ、謎の“学校”で奇妙な犯人当てクイズを課される〈ぼくら〉。やがてひとりの新入生が〈学校〉にひそむ“邪悪なモノ”を目覚めさせたとき、共同体を悲劇が襲う―。驚愕の結末と周到な伏線とに、読後、感嘆の吐息を漏らさない者はいないだろう。傑作ミステリー。
著者等紹介
西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年、高知県生まれ。米エカード大卒。高知大学助手などをへて、95年、『解体諸因』でデビュー。SF的な設定と本格ミステリのロジックとを融合させた独特の作品世界を構築する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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