内容説明
「アロエが、切らないで、って言ってるの。」ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情―心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。
著者等紹介
吉本ばなな[ヨシモトバナナ]
1964年東京都生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞、88年単行本『キッチン』で泉鏡花賞、89年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。アメリカ、ヨーロッパなど海外での評価も高まっている
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