文春文庫<br> 以下、無用のことながら

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文春文庫
以下、無用のことながら

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  • サイズ 文庫判/ページ数 538p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167663131
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

detu

55
司馬遼さんの名を初めて知ったのは大河ドラマ『国盗り物語』を観た15歳の時。その後、原作を読んで、それからは虜となって立続けに読んだ。それでも随筆集を読むことは殆ど無かった。今回『以下、無用のことながら』いかにも司馬さんらしいタイトルであると感じ手にしてみた。「この国の形』など、心からこの国を愛し、行き先を案じておられるようだ。人間の心のありよう、何にとらわれ何に惑わされるのか。歴史、宗教、風土、人類学など多くの観点から検証されている。とくに仏教については興味深く拝読しました。2016/06/05

いわにほ

47
今年100冊目の本。綺麗な日本語を読みたくなったので手にとった。✦司馬先生は書くことが本当に好きな方なんだと伝わってくる。本書は71編の話で構成されており、どこから読んでも良い。✦通して考えると、一見バラバラに見えるが著者の確固たる哲学や生き様が伝わってくる。✦文明や文化を明文化したがっている。人間とは文化てある。日本という国の成り立ちを、社会・宗教・文化という視点で膨大な資料をあつめ、司馬観により咀嚼され、こうしていま僕がそれについて考えている。どれほどの信念と努力を持って調べ学んだか、想像に及ばない。2019/11/29

AICHAN

37
図書館本。エッセイ、講演、談話、あとがき等、さまざまな短文集。いい加減なタイトルだが中身は濃く、ページ数も半端なく分厚い。で、じっくりと丁寧にゆっくり読んだ。冒頭のエッセイは土地問題についてのもの。晩年の司馬さんは土地が投機の対象になってしまっている日本の現状を強く憂いていた。その思いに久しぶりに接した。また仏教についての論文調の文章各種では、仏教についての勉強のし直しができた。大いに頷ける内容が多かった。例えば浄土真宗(一向宗)の教理がキリスト教と通じるところがあるとの見方だ。2017/04/16

i-miya

34
2011.10.20 ◎『新春漫語』。 昭和恐慌、林芙美子は着物を全部売って、海水着で過ごした、生活した。◎『綿菓子』。 ◎『裾野の水』。 三島、空襲のなかった町。浪漫亭-箱根、三島。ふうせん。太宰治の西限、三島。旅は話の継穂に似ている、自分がその土地について知っているかすかなことをよすがにして。実感を深めたい衝撃にかられる。下駄屋。昭和6年うまれ、大岡信。 柿田川の湧水地。2011/10/20

mikarin

23
10代の終わりから20代の初めくらいまでいっぱい読んだ司馬遼太郎。小説もエッセイも読んだなぁ。ブックオフでタイトルに惹かれてふと買ってしまった。「以下、無用のことながら」ってすっごく司馬さん。文化と文明の違いについて。韓国や中国との関係を歴史を紐解きながら話してくれる貴重な人。池波正太郎が「鬼平」を書き始めたのは東京オリンピックのための開発で東京が変わり始めてから。変わらない江戸の町を自分の中に作り上げていったんじゃないかという話が印象的でした。最近「鬼平」の漫画を(さいとうたかを)旦那が読んでるから。2023/05/16

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