内容説明
2012年冬至。マヤの古代暦が予言する人類の終末。“その日”に向かって各地で発生する災厄。それを止めるすべはあるのか?ピラミッド、ストーンヘンジ、ナスカの地上絵…すべての鍵は、世界に散らばる謎めいた超古代遺跡に秘められていた。超古代史にまつわる事実と奇想を満載、圧倒的スケールで送るノンストップ冒険活劇。
著者等紹介
オルテン,スティーヴ[オルテン,スティーヴ][Alten,Steve]
アメリカ、フィラデルフィア生まれ。南フロリダ在住。スポーツ医学、スポーツ管理学を学んだのち作家に転身、第一長篇「メガロドン」(角川文庫)は大きな話題となった
野村芳夫[ノムラヨシオ]
1948(昭和23)年、東京生まれ。日本大学文理学部英文科卒
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感想・レビュー
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miroku
3
2012年に人類は滅亡する。マヤ歴の予言をベースにした作品だが、詰め込み過ぎだな・・・。2010/04/21
すかすかの恐竜
2
日本の伝奇作家がやりそうな展開をアメリカ風土をどっぷり絡めて(笑)■軍事陰謀、クライムサスペンス、精神科医、ハーレクイーン、考古学とメソポタミアの神話、エジプトの歴史、クジラの研究、ユダヤ教、アンデス文明とマヤ文明、SF(宇宙人)、クトゥルフ神話を軽い人種差別意識を全部ぶちこんだ一品。主人公が日本のマンガヒーローみたいな重装備で、ちょっと笑える。やけくそな量の資料を集めたのが分かるが、ストーリーが超☆厨二。世界中の一級素材を集めて作った渾身の『イギリス料理』みたいな惜しい感が、あるいみ素敵2014/05/16
あいちょ。
2
マヤの予言する人類の終末を阻止する術はあるのか? 古代遺跡の事実を絡めた一冊。 嫌いではないが、ちょっと諄い。2012/04/05
つちのこ
1
マヤの予言に記された人類滅亡の日、2012年12月21日に照準を合わせて、古代遺跡に隠された謎解きを背景にしたミステリである。 インディ・ジョーンズばりのドタバタ活劇は、一笑にもできるが、そこはどうして、「???」と唸ってしまう部分もあり、気がついたら700頁を読まされていた。(2010.5記)2010/05/23
ラス太
1
世界中にある古代遺跡はエイリアンの遺物と言うよくある設定だが割としっかり説明していてそれなりの説得力がある。ただそこにこれでもかと色んな要素を詰め込み過ぎて読んでて疲れた。70点。2015/11/18