文春文庫
天国(ヴァルハラ)への疾走―カスター将軍最期の日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167661038
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

青い目に襟までかかる亜麻色の巻き毛をなびかせ、硝煙弾雨をかいくぐって疾駆する青年指揮官―その名はジョージ・アームストロング・カスター。南北戦争での快進撃から「将軍」と呼ばれた合衆国陸軍の英雄が、1876年6月25日、麾下の第七騎兵隊と共にリトル・ビッグホーンで全滅するまでの短くも華麗な生涯を描く伝記小説。

著者等紹介

ブレイク,マイケル[ブレイク,マイケル][Blake,Michael]
1964年から四年間の空軍在籍中に執筆活動を始めるが、『ダンス・ウィズ・ウルヴズ』の映画化に伴うペーパーバック版刊行で一躍名を知られるまでに二十年の雌伏があった。執筆のかたわら公共活動に熱心にかかわり、図書館協会や野生動物保護団体からさまざまな賞を受けている。アリゾナ州の牧場で、妻と二人暮らし

土屋晃[ツチヤアキラ]
昭和34(1959)年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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連雀

3
小説でも西部劇を楽しみたいのですが、なにしろ映画に比べると翻訳される西部劇小説は数が絶望的に少なくて寂しい限りです。本書はカスター将軍の伝記小説でありいわゆる西部劇小説とは違いますが、『黄色いリボン』等の騎兵隊物映画の雰囲気に通じるものがあってなかなか面白く読めました。もう一点面白かったのは、最近では決して良くは言われないカスター将軍がすっかり悲劇と不運の英雄かのように描かれていて、向こうには根強いカスター人気が生きているのだなと思ったことです。「リトルビッグホーンの戦い」の直前で終わるのがまたイイ!2022/09/13

Cinejazz

0
カスタ-将軍を回顧録形式で描いた、大へん読みづらい翻訳本。2017/11/22

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