文春文庫plus
Sports Graphic Numberベスト・セレクション〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167660703
  • NDC分類 780.4
  • Cコード C0175

内容説明

あらたな時代を前にして、彼らの胸中に去来したものとは―。1980年4月の創刊以来、「ナンバー」の誌面を彩った名アスリートたちのインタビューを完全収録。長島茂雄、三浦知良、中山雅史、千代の富士貢、中嶋悟、有森裕子、平尾誠二、具志堅用高、武豊、松井秀喜ら、歴史にその名を刻む16人の肉声が、鮮やかに甦える。大好評シリーズ第4弾。

目次

1 栄光と蹉跌(長島茂雄×村山実「巨神戦の心を考える」―「伝統の一戦」の思い出(ナンバー編集部)
中山雅史「勝たなきゃ何も残らないんだ」―「ドーハの悲劇」から学んだこと(鈴木洋史)
武豊「まじめに競馬の話をしよう」―20時間インタビュー(島田明宏)
有森裕子「向日葵の道」―アトランタより凱旋帰国(坂本文)
原田雅彦「リレハンメルから長野へ」―「世紀の失速」を越えて(石田雄太) ほか)
2 転機(千代の富士貢「我が相撲人生を語ろう」―怪我と気力の二人三脚(塩沢実信)
三浦知良「試練を夢に繋げて」―セリエAからの帰還(一志治夫)
具志堅用高「あの日、俺はアイスクリームを食べたかった」―われらが英雄、石垣島に帰る(佐瀬稔)
小川直也「ターニングポイント」―柔道からの転身(平塚晶人)
松井秀喜「静かなる誓い」―巨人入団を前に(大友信彦) ほか)
3 ナンバー・スポーツノンフィクション新人賞(武蔵野のローレライ―第7回受賞作(城島充))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

121
第四弾の多くは インタビュー形式の作品である。冒頭の長島・村山の対談は本当に貴重 …中山雅史、武豊、有森裕子、原田雅彦、清水宏保、平尾誠二、千代の富士… 英雄たちの 90年代の在りし日が今に蘇って、 楽しめる、そんな作品集だった。2020/06/20

ハヤシマ

2
成熟したスポーツジャーナリズムはNumberが切り開いた。スポーツの興味を「自国の選手の勝ち負け」という狭い世界から、スリリングでドラマチックな物語へと見開かせたのは、この雑誌の偉大なる功績だ。本書はこれまで掲載された記事の中からインタビューを中心に集められた物だが、一流のアスリートの放つ言葉のきらめきにはっとさせられる。つまらない質問には一切答えず、無愛想で寡黙な印象だった清水宏保の饒舌で豊かな言葉が印象的。「自らの肉体から搾り出された言葉」まさにその通り。2012/11/16

makiyan

1
Numberに掲載されたインタビューをまとめた1冊。Numberは創刊号から読んでいた。今は息子が定期購読している。最近は、仕事柄、経済・経営関係の本を読むことが多くてご無沙汰していたが、改めてスポーツの奥深さを教えてくれると実感。2017/02/25

クジラ

1
スポーツ選手のインタビューに出てくる言葉は、ハッとするような鋭いモノがある。何か1つのことを突き詰めた人にしか言えない言葉があるのだろう。Numberはそういう言葉をたくさん引き出してくれる。だから好きだ。2010/06/07

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