内容説明
1979年。僕は新しい絵の具と、一匹のネコと一緒に、ロス・アンジェルスで一人暮らしを始めた―。日本人画学生の目からみたみずみずしいアメリカ、そこでの青春が、鮮やかなイラストとともに、描き出される。イラストレーターとして活躍する著者の自伝的小説。誰もが一度は暮らしてみたかった、あの頃のアメリカがそこにある。
著者等紹介
佐々木悟郎[ササキゴロウ]
1956(昭和31)年、岐阜県生まれ。愛知県立芸術大学卒業後、渡米。81年、カリフォルニア州アート・センター・カレッジ・オヴ・デザイン卒業。82年よりフリーランス・イラストレーターとして活躍。00年、講談社出版文化賞さし絵賞受賞。主な仕事としては、山田詠美、浅田次郎、レイモンド・カーヴァー、W.P.キンセラ等のカバーデザイン、装画。稲垣潤一、さだまさし等のCDジャケット、記念切手。ニューヨーク・ブロードウェイ・ミュージカル「アスペクツ・オブ・ラヴ」のポスター他。アメリカでのブックカバーの仕事も多数
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