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文春文庫
蒲田戦記―政官財暴との死闘2500日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167656591
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C0195

内容説明

1987年旧国鉄蒲田駅跡地を657億円で落札し、大資産家として米フォーブス誌に紹介されたバブルの寵児は、1996年「住専国会」で証人喚問されたあげく偽証罪などで逮捕された。その当事者が明らかにした跡地入札と事件の顛末。国、政治家、銀行、ゼネコンが仕組んだ犯罪的行為。バブルの裏側が詳細に語られる。

目次

第1章 反骨と野心
第2章 天国と地獄
第3章 罠に嵌まる
第4章 断末魔
第5章 厭世
補遺1 住専事件
補遺2 わが闘争

著者等紹介

佐佐木吉之助[ササキキチノスケ]
1932年東京・神田生まれ。1964年慶応義塾大学医学部大学院修了。東京・港区でクリニック開業。1971年桃源社設立。1987年JR蒲田駅東口の旧国鉄用地公開入札で657億円で落札。一時は商業ビルなど資産9000億円ともいわれた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロワン

1
利権に絡もうとするやつは碌な奴いないな。特に興銀、鹿島そして大田区。2015/11/23

atog2_435

1
バブルの象徴、身の丈に合わない投資をして破滅した人、位の知識しか持っていなかった私であるが、この内容を読んで愕然とした。まさに石川達三の金環蝕ではないか。。。自分の見識の無さを恥じると共に今尚実在する大手ゼネコン企業や名前を変えて存続するメガバンクの悪行の数々や日本の法曹界の問題点など未だ解決していない日本の様々な問題点や闇がつづられている著者の回想録です。もっと国民がリテラシーを持たなければいけないと痛切に感じました。2015/02/28

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