文春文庫<br> 死体は語る

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文春文庫
死体は語る

  • 上野 正彦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167656027
  • NDC分類 498.9
  • Cコード C0195

内容説明

偽装殺人、他殺を装った自殺…。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。ドラマ化もされた法医学入門の大ベストセラー。

目次

死者との対話
人を食った話
検土杖
親子鑑定
赤坂心中
情交
安楽死
死者は雄弁である
衝撃
死者は生きている〔ほか〕

著者等紹介

上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929(昭和4)年、茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。59年、東京都監察医務院の監察医となる。84年から同院長となり、89年退官。以後、法医学評論家として執筆活動を始め、89年、初の著書『死体は語る』が、60万部を超える大ベストセラーとなる。その他、専門書、学術論文多数
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

170
死体は雄弁に語る。しかも嘘をつかない。【死後も名医にかかれ】は名言。法医学者が言うから説得力がある。保険金欲しさに虚偽の内容を書くよう医師に求める人。意外に安い生命の値段。木口小平の真実(後述)。人肉を食べる話に親子鑑定のドラマ。そして安楽死と死者の人権。気温の感覚が狂う八甲田山と医原病。日本の事件史に関わってきた元東京都監察医務院長しか書けない内容は実に興味深い。「白い巨塔」の名言【屍は生ける師なり】を証明する一冊。ミステリー好きにも勧めたい。89年初版と古い本なので性に関する考えは割り引いてほしい。2020/02/24

159
「死人に口無し」とはよく言うが、「いや人は嘘をつくが死体は嘘をつかない」と、偽装殺人や自殺など実際にあった変死事件をもとに法医学というもの、監察医の仕事がわかるよう解説されている。人は死を迎えたらそれで終わりと思いがちだし、遺族は解剖を嫌がるケースも多いが、特に変死者の場合は事件性の有無によって状況は大きく変わるので重要な役割を果たしている分野であることは間違いない。幸い、ドラマや映画などでこうした仕事への理解は広まったが、度々書かれていた「死者の人権を守る」という言葉に首を傾げたくなる表現も一部あった。2014/06/13

あきら

143
死者の人権を守るということがどういうことなのか、そしてそれがどういう意味を持つのか、の一端を理解できる本でした。2022/07/03

青蓮

126
もの言わぬ死体は決して嘘を言わないーータイトルに惹かれて読みました。監察医として30年、様々な死体と向き合ってきた著者が綴るエッセイ。とても興味深くかつ面白く読みましたが、書かれた時代が古いせいなのか、「医学と法律」で語られる一部に偏見というか、何だか差別的な物を感じてしまって、ちょっと興醒め。「死者の人権を守れ」「死後も名医にかかれ」は名言。2017/11/01

ヴェルナーの日記

125
ひと昔前、大ベストセラーになった本書。この作品以降、この手の類のTVドラマ『監察医――』などという番組が増えて現在に至っている。俗に「死人にくちなし」といわれるが、遺体検死によって、声にならない死者の言い分を代弁する、という監察医の信念に感動した。世の中の世情として、死んでしまえば、それっきりという概念に反し、死者でも権利を持っているのだ、という考え方を教えてくれた。この真摯な姿勢を生きている自分たちが、持つことによって『死』対する尊厳を懐くことができるのではないだろうか。2015/01/14

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