文春文庫
地獄の世界一周ツアー―フライトアテンダント爆笑告白記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 394p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167651657
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0198

出版社内容情報

アルゼンチンを皮切りに、六大陸を1年かけて横断。世界中で会ったとんでもない人・うんざりする事件・めくるめく体験の数々に抱腹絶倒。

デビュー作「機上の奇人たち」で印税と称賛(と顰蹙)を獲得したヘスターが、世界一周の旅に出た。南米アルゼンチンを皮切りに、6大陸20ヵ国を1年かけて西へ。ポリネシアで牛の密猟に巻きこまれ、オーストラリアでトップレス美女とお近づきになり、エストニアで密造酒に酔っ払い……痛快無比、めくるめく地獄の旅へようこそ!

内容説明

デビュー作「機上の奇人たち」で印税と称賛(と顰蹙)を獲得したヘスターが、世界一周の旅に出た。南米アルゼンチンを皮切りに、6大陸20カ国を1年かけて西へ。ポリネシアで牛の密猟に巻きこまれ、オーストラリアでトップレス美女とお近づきになり、エストニアで密造酒に酔っ払い…痛快無比、めくるめく地獄の旅へようこそ。抱腹絶倒のトラベルエッセイ。

目次

アルゼンチン
仏領ポリネシア
オーストラリア
東南アジア
インド
北東アフリカ
東欧
西欧

著者等紹介

ヘスター,エリオット[ヘスター,エリオット][Hester,Elliott]
黒人男性のコラムニスト。現役フライトアテンダント時代に見聞きしてきた空の旅のエピソードを綴ったデビュー作「機上の奇人たち」がベストセラーに。その後、世界一周の旅に出かけたついでに書いた『地獄の世界一周ツアー―フライトアテンダント爆笑告白記』を2005年に発表した。現在はフライトアテンダントの職に戻り、第3作目を構想中

小林浩子[コバヤシヒロコ]
昭和34(1959)年、千葉県生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koki Miyachi

8
破天荒な黒人の元フライトアテンダント、エリオット・へスターの爆笑旅行記。世界各地での抱腹絶倒の珍事件の数々。大変な出来事が次々とヘスターに降り掛かる。思わず吹き出して笑ってしまう。面白いのはどの国にいても、人間は大して違わないということ。ヘスターの人間的魅力に負うところが大きいと思うが、この本の一つのテーマは「人類みな兄弟」ということなのかも知れない。各地の文化を楽しむ旅行記というより、ヘスターのドタバタ珍道中。楽しく読み飛ばすにはうってつけの一冊だ。2013/08/28

左近

2
何年か前に読んだ『機上の奇人たち』が面白かったので、図書館で本書を見付けた瞬間「続編が出てたんだ!」と即借りた(買えよ)。厳密には続編ではなく、同時多発テロ後の航空不況で、半ば業務指示的に長期休暇を取らされた著者が、一年以上に渡り、西へ西へと世界を巡った珍道中エッセイ。お下劣だけど笑えるエピソードが続く一方で、SDGsが叫ばれる今も無くならない数々の社会問題、そして、人類が歴史の中で犯した愚行も描かれる。明るい未来のため、お住まいの地域で選挙が行われる皆さん、投票に行きましょう(急に時事ネタ)。2023/04/03

Surume

1
読みやすい翻訳本でした。 (出てくる土地の名前や観光名所をたびたび検索しながら読んでいたので時間はかかりましたが。) 著者の素晴らしい人生経験を少しでも味わえて良かった。 2018/03/06

わゆ

1
なんだってこんなにいろんな変わった出来事やら人やらに出会えるんでしょう。爆笑とまではいかなかったけれど、なかなかおもしろかったです。ただ、どうでもいい自分語りは抑えた方がテンポが良くなって良かったかも。2010/05/24

ANDRE

1
フライトアテンダントをしていた著者が世界1周の旅に出た紀行文。抱腹絶倒を狙って書いてるネタが、トイレやら汚物やらの話ばかりで、そのあたりは正直途中で読む気をなくすくらいに酷い。うっかりトイレでズボンを汚し、そのまま飛行機に乗った話とか、バスで隣に座ったお姉さんの口臭が酷かった話とか聞いたところで面白くもなんともないんですけど・・・。たまに面白いエピソードもあるんだけど、全体的に下ネタをいれれば笑いが取れるとでも言った感じで書かれているのが、かなり微妙。やっぱりバリ島は良いね。彼もバリ島は満喫してたし。2009/12/11

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