内容説明
ワシントン・ポスト紙の二人の若手記者が、徹底した取材活動でウォーターゲートの大スキャンダルを白日のもとにさらすまでの300日。複雑な人と組織、嘘、圧力をものともせず、パズルを解くように事件の核心をつきとめた。情報源“ディープ・スロート”の告白で再び注目される20世紀最大の政治“探偵”ドキュメントである。
目次
一九七二年六月十七日
「金が事件の鍵だ」
ウッドスタイン誕生
ディープ・スロート
ミッチェルの伝言
ラットファッキング
一九七二年十月十日
ホワイト・ハウスの反撃
大統領代理ホールドマン
鉛管工グループ
最高刑のジョン
「社主は刑務所にはいる」
三百日の憤怒と怨念
大統領の手は震えた
いけにえのヒツジ
「わたしはポストをつぶしたかった」
弾劾へ―
著者等紹介
ウッドワード,ボブ[ウッドワード,ボブ][Woodward,Bob]
1943年シカゴ郊外に生れる。65年イェール大学卒業。海軍、地方紙記者を経て71年ワシントン・ポスト社に入社。ウォーターゲート事件の時は市報部で活躍していた
バーンスタイン,カール[バーンスタイン,カール][Bernstein,Carl]
1944年ワシントンDC生れ。16歳でワシントン・スター紙のコピーボーイとして入社。66年ワシントン・ポスト社に入社して首都部記者となった
常盤新平[トキワシンペイ]
1931(昭和6)年、岩手県に生れる。早大卒。1987(昭和62)年、「遠いアメリカ」で直木賞を受賞
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感想・レビュー
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