内容説明
「ゴッドファーザー」「ある愛の詩」「ローズマリーの赤ちゃん」。これら名画をつくったのがロバート・エヴァンズ、伝説のカリスマ・プロデューサー。でかい夢を実現、名誉と豪邸と美女を手にするも見事に転落―そんな濃い人生を自ら綴ったのが本書。読めば元気が湧いてくる痛快無比の一冊。
著者等紹介
エヴァンズ,ロバート[エヴァンズ,ロバート][Evans,Robert]
1930年、ニューヨーク生まれ。実業家として活躍する傍ら、57年、「千の顔を持つ男」で銀幕デビュー。「陽はまた昇る」などに出演するも大成せず、66年、パラマウント社の製作責任者となり、「ローズマリーの赤ちゃん」「ある愛の詩」「ゴッドファーザー」ほかの話題作で一世を風靡する
柴田京子[シバタキョウコ]
1947(昭和22)年、東京都生まれ。日本女子大学英文学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gen Kato
4
映画版がおもしろかったので手に取る。こちらも一気読みの興味深さ。言うまでもなく映画より詳細かつ露骨。そのぶん映画ではあまりいいイメージが持てなかった元妻アリ・マッグロウにも言い分はあるだろうなと察したり。自分的にはジェームズ・キャグニーの格好良さがたまらなかった。ちなみにとてもいい映画なんですよ、作者の出た、ある意味で人生を決めたとも言えるキャグニー主演作『千の顔を持つ男』。2017/06/01
coolmonster
0
「ある愛の詩」、「ゴッドファーザー」、「チャイナタウン」等の映画製作者、ロバート・エヴァンズの自伝。ジェットコースターのように、映画界の光と影を生きのびてきた著者の人生に翻弄される。フランシス・F・コッポラ、ロバート・タウン、シャロン・ストーンなど、彼を裏切った人間や、ヘンリー・キッシンジャー、ジャック・ニコルソンなど、彼を愛した人間のエピソードを読むとアメリカ映画界は、本当に怖くて生き馬の目を抜く世界だと思えてくる。彼が陥れられた犯罪等、読むのが辛くなる部分もあるが、リーダビリティは抜群。映画化済み。2014/06/11
サントラ・ブロッグ
0
フランシス・レイの名前が出てきたのが意外だった。
光太郎
0
メチャクチャ面白いハリウッド暴露本2023/01/08
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