出版社内容情報
「髪結い伊三次」シリーズで人気の女流作家が、初めて素顔を明かしたエッセイ集。一人三役をこなす多忙にして愉快な日々が綴られる。
内容説明
台所の片隅で小説を書きながら、夕食の支度が気になる私。大工の亭主は今日も汗まみれで帰ってくるだろう。育ち盛りの息子は私の原稿料で大学へ行かせてやらねばなるまい。家も持たず車も持たず、高価な服も宝石もいらない。そう、私は作家であるまえに、主婦なのだ―。人気時代小説作家が綴る、つましくもほがらかな心の日記。
目次
第1章 台所の片隅で
第2章 ただいま執筆中
第3章 日々徒然
第4章 心の迷走
第5章 今日も今日とて
第6章 函館暮らし
第7章 読書三昧
著者等紹介
宇江佐真理[ウエザマリ]
昭和24(1949)年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒業。函館在住。平成7(1995)年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、『余寒の雪』で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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