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文春文庫
六地蔵河原の決闘―八州廻り桑山十兵衛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167627164
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

小悪には目をつぶるが、本物の悪は許さない。北大路欣也主演で、テレビ化された人気シリーズ第6弾。天真一刀流の剣が冴える。

内容説明

祝儀の席の席順をめぐる百姓同士の諍いがついに決闘にまで発展して大騒動になったところへやってきたのは…。表題作を始めとして、関八州の犯罪や揉め事が次々と持ち込まれるだけでなく、家では訳ありの娘八重のまわりに男の影がちらついてくる。おとこ十兵衛に心休まるひまなし。好評シリーズ第六弾。

著者等紹介

佐藤雅美[サトウマサヨシ]
昭和16(1941)年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。会社勤務を経て、43年よりフリーに。60年、処女作「大君の通貨」で、第4回新田次郎文学賞受賞。平成6年、「恵比寿屋喜兵衛手控え」で、第110回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

55
シュールな空気感を感じました。次々と持ち込まれる犯罪や揉め事は勿論のこと、登勢と八重の間でタジタジの十兵衛。心休まるときはあるのでしょうか。2020/12/12

ひかつば@呑ん読会堪能中

9
八州廻りの第6弾。本来の使命である目的地に着く前に騒動に遭遇し目を瞑るわけにはいかないので・・・と、相変わらず行く先々で難儀にぶち当たる十兵衛だが、家に帰れば帰ったで10年ぶりに娘登場! 仕事も家庭も悩みだらけで休む暇がないおっさん。なんか己を見ているようで哀しくなってきたな。2013/08/22

ジュール

4
再読。 やはり面白い。2019/07/01

moon-shot

3
このシリーズは初登場の1996年からほぼ2年に一作の頻度で執筆され、第六巻は2006年の作品。小説の時の流れもほぼ同じで、第一巻で数え五歳で山村家にもらわれていった一人娘八重が十年ぶりに帰ってきます。後妻の登勢と思春期の娘とギクシャクした三人暮らしの始まりだ。十兵衛大丈夫か?廻村も世話物っぽい事件が増えて、シリーズ最強の強突張り網元庄右衛門を懲らしめる話など、知能犯相手の詮議が増えます。馬に跨がる男まさりの登勢が見られたり、八重の恋人をどこの馬の骨かと疑っていたら何と手柄を立ててくれたり、話題豊富な一作。2024/01/08

nyaboko

3
八重と登勢の間に挟まれ、身の置き所のない…というか、全面的にダメ親父な十兵衛www 十兵衛は安定してかっこいいんだか悪いんだか微妙なラインをつきすすんでばかり。2013/02/26

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