文春文庫
太陽待ち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 531p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167612030
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

世紀末の新宿―撃たれた兄、その兄の、眠ることのできない元恋人、恐るべき過去を抱えた老映画監督、1937年南京―国策映画に駆り出された中国人少女、1945年広島―運命の日を迎える米兵捕虜…。異なる時代、空間を自在に往き来しつつ、愛と記憶の壮大な物語が展開する。訳書刊行後、フランスでも共感の渦を巻き起こした傑作長篇小説。

著者等紹介

辻仁成[ツジヒトナリ]
1959年、東京生まれ。福岡や帯広、函館など各地で暮らす。89年に処女小説「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞受賞。97年「海峡の光」で第116回芥川賞受賞。99年「白仏」のフランス語版「Le Bouddha blanc」が、フランス6大文学賞のひとつフェミナ賞外国小説賞を受賞(日本人初)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロヒキア

6
長編で、異なる時代と世界を紡ぎながらの展開でしたけど、各章で根本となるストーリーが同時に進んでいるように読めたので、話を見失わず読み進めることができた.辻仁成さんの作品は言葉を噛み締めながら読みたいけど、先が早く知りたくなり、ついつい夢中で突き進んでしまう.相変わらず若い頃を思い出させる作品でした.2021/06/16

ダグラスまま

3
圧倒的な存在の南京の太陽。そして戦争時代に生きる人びと。敵と味方、男と女、そして恋愛。圧倒的なものの前では人って無力なんだと思う。恋の渦に巻き込まれることも、老いることも。辻仁成さんってなんとなく敬遠してたけど、表現のしかたがとっても美しくてよかった。じりじり全てを焼く太陽が目に浮かぶ。後半のある人へ宛てた手紙では泣いた。読メではこの本あんまり評判がよくないみたいだけど、私は大好きだなぁ。ねじまき鳥よりカフカっぽいなぁと感じた。フェイちゃらいなぁ、とも思ったけど(笑)最近読む本が当たりっぱなしで嬉しいわー2012/04/06

しーふぉ

3
辻さんの本の中で一番好きかも。2012/02/12

kurutoga

1
戻って読み返したくなるフレーズが随所に。好きな作家の一人である辻さんの、私としては一番好きな時期。2019/07/30

yoshi

1
もっと面白く読めたはずなのに、読了までに随分時間を要してしまった。交錯する時間や人物の物語。久々に辻仁成さんの作品だったけど、なんか勿体無いことした気分。2016/11/25

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